「音色」というオーディオ用語って難しいと思います

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オーディオ用語の一覧を誰か作らないものでしょうか。
標準化ができればこの辺りのゴタゴタは
結構解消されそうなのですけど。

普通の人の言う「音色」の意味を私自身が正確に
理解していないため、今回の記事はちょっと意味的に
ズレているかもしれませんが、ご了承下さい。

私の言う「音の色」とは?

まずはこちらの記事をご覧ください。

このブログにおける音色(音の色)とは?
このブログにおける音色とは、一般的に言われる音色と違って 『音を聞いた時に頭に浮かぶ視覚的な色』のことなので音の色。 今でこそ無意識に知...

「音色」という言葉で注意するところ

「音色」って人によって意味がかなり違うので、
その人の言う「音色」が何を意味しているのかを考えないと
レビュー記事の意味を読み間違えたりするので注意が必要です。

普通の方が一般的に用いる「音色」という言葉ですが、
私は、「出てくる音を全てひっくるめて感じた印象」という意味で
使われているように感じています。

また、オーディオ好きな方ですと「脚色が強い」「癖がある」と
感じる音を「音色」と表現されている方が多いように感じています。
この意味で使っている人と私では意味が相当異なるので大変です。
無味無臭が良いと言われる方の多くはこの認識でしょう。

現実問題として、「音色」の意味、定義、使い方を、実際に使われている
文章から推測するのがめちゃくちゃ大変なので、
どうにかならないかなと思ってはいるのですが。

私の感じている「音色」(正確には音の色)はすっきり簡単ですよ?

・私の言う「音色」とは「音の色」。
 カラーだったりモノクロだったり、
 安い液晶みたいに白くて薄かったり、
 油絵のように色濃く強く出ていたり。

・生楽器の「音の色」は自然で濃すぎず薄すぎずフルカラー。
 質感は色鉛筆から印刷物くらいの間でしょうか。
 油絵ほど濃くなることはありません。
 楽器からの距離が離れると色は薄くなるけどモノクロにはなりません。

・オーディオで無色透明と言われる機材ほど色の表現に乏しく、
 モノクロ描写になっているものが多いです。
 なお、表現の機微と色の表現は別物です。
 両方揃ってないと音楽は楽しくないです。

・一度「音の色」が失われるとその後に復元することは不可能です。
 モノクロになる機材を1つ入れただけで色は二度と蘇りません。

・薄くなった「音の色」を濃くする機材はいくつかあります。
 ただし、音が重くなったり粘性を帯びる感じになるものが多く、
 「音の色」が薄くならないような機材選びが肝要と思います。

「音色」と組み合わせて使われる用語で注意したいもの

・無味無臭
・無色透明
・何も足さない何も引かない
・原音

このあたりでしょうか。

この辺の用語に関する議論を見ていると、
変な方向に脱線するパターンしか見たことがありません。
そういうものは大体正しくないような気がしています。

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