ようやく個別記事に切り出す時間ができました。
以後はこの記事をまとめページとしてひたすら更新していきます。
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選択して頂ければトップに出てくるようになっています。
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#2016-0728更新 50万のSACDプレイヤーを超えるための内容を追加
#2016-1030更新 Windowsの設定についての内容を追加
#2017-0115更新 記事のタイトルを一部変更
#2017-0115更新 USBDDCの電源に特化したランキング表を追加
記事の目次
この実験のテーマとランクの説明
この実験のテーマというか私のとりあえずの野望は、
PCオーディオで大切なものが何なのかを明らかにすることです。
何をやっても激変激変じゃ何が効果的か全く分かりません。
ですので、私が試したものは全てランキング化して
他の方の参考にしてもらう、というのが大筋となります。
ランクの意味
・SS:いいからやっとけ。
・S:機材のグレードアップ並に改善されるもの。
(価格差は2~3倍。1段のグレードアップ)
・A:5つくらい積み重ねればSに並ぶくらいのもの。
・B:5つくらい積み重ねればAに並ぶくらいのもの。
・C:Bに届かないもの。限界まで詰めた人が語れるライン。
私の独断と偏見で決めたものです。
ただ、環境によって音の変化は大きく変わります。
私のところで効果が大きくても他の方のところでは
あまり効果が出ない場合もあると思います。逆になることもあるでしょう。
そればかりはもう仕方ないので、いろいろ試行錯誤してみてください。
ノウハウが横に展開されていけば、
今まで以上にいろいろな改善策が見えてくるようになると思いますから。
今までの私の調査結果によるランキング表(2015/11時点)
ランクに幅があるものは、私が複数の環境で試したものです。
PCオーディオは環境差がとてつもなく大きいです。
効果 | 条件 | 内容 |
---|---|---|
S~SS | スイッチング電源下 | USBケーブルの電源分離 (電源は別供給。最低でも安定化電源) アコリバ USB1.0-SPSの導入でも可 |
A~S | 電源環境のいいところ | 良質なUSBケーブル |
S+ | Windows7 64bit -> Windows8.1 64bit (Windows8.1の試用版は音が悪いです) |
|
S | WindowsXP 32bit -> Windows7 64bit | |
S | 部屋からスイッチング式ACアダプタを取り除く | |
A~S+ | DirectSount再生 -> ASIOドライバでの再生 | |
A | Rewrite data Ver1.39 | |
A | USBDDCにBusPower-Pro2を適用 | |
B~A | オンボード -> I/O DATAのUSBボード US3-2PEXS | |
C | 80Gold -> 80platinum電源への換装 |
まずはAかS以上のものから試していくといいでしょう。
参考基準として、D-PROPは機材1つに対してランクA~SSです。
D-PROPでランクAの効果が出ない環境では、
それ以下の対策を行っても効果を感じられないと思います。
このあたりを自前で調査してる人はごろごろいるのでしょうが、
共有されていないノウハウなんぞ存在しないのと同義。
もっと横に繋がってノウハウを広げていきませんか?
USBDDCの電源に特化したランキング表(2018-0115追加)
新設しました。
元は下の記事で書いてあるものです。
USBのバスパワー駆動と比較した時の効果です。
効果 | 上流の電圧 | USBDDCの電源構成 |
---|---|---|
S- | 8V | ドロッパ式安定化電源+秋月キット「TPS7A4700」(改造版)+ファインメットコア |
A+ | 5V | ドロッパ式安定化電源+ファインメットコア |
A | 12V | BusPower-Pro2+出川式電源 |
A | 9V | BusPower-Pro2+ドロッパ式安定化電源 |
A | 9V | BusPower-Pro2+付属のトランス式ACアダプタ |
効果S-の変化の大きさについて
効果S-の変化の大きさですが、下の2つがS-の効果になります。
・S-の電源構成にした時のWindows10とWindows7との差。
・一番下のAの電源構成にした時のLinux mpdとWindows7との差。
OSの差を電源の構成だけでひっくり返せるということになります。
USBDDCの電源はかなり大きな効果が得られると思って頂ければなと。
(Windows10とLinux mpd間で、AがS-になる程度の差があります)
なお、Windows10でS-の電源構成にしますと、Windows7のバスパワー時に
比べて、S-の向上を2つ行った差が出るということになります。
つまり、価格を倍にする機材のグレードアップを2つ行うのと
同じくらいの差ということになります。
S-の電源構成を詳しく書きます
一覧で見れるようにしていなかったので書き残しです。
構成
・安定化電源の出力を秋月キットへ。
・秋月キットの出力をUSBDDCへ。
・秋月キットの出力ケーブルは10cm程度でmogami2514。
・どちらの電源も出力部にファインメットを装備。
・安定化電源の出力電圧は8V、キットの出力電圧は5V
電圧で音が変わる現象は、今回が初めてでした。
パーツによる音質向上の数値化は厳しそうです
パーツとはCPUやマザーボードやHDDなどのことを指します。
気にするほど差は大きくないのと、
数と組み合わせがありすぎて評価しきれないです。
私の環境でも大きく変化してランクB程度だと思います。
USBボードだけは大きく影響が出ますが、
後のパーツは構成や設定次第だと思います。
新品でコストダウンの激しい機材を避ければ
そこまで気にしなくてもいいのではないかと思います。
50万のSACDプレイヤーを超えるために(2016/07追加)
こちらも参考にしてください。
電源分離とDDCについて少し解説も追加しています。