鍼の先生のお薦め本なのですが、
これがなかなか面白いなと思いまして。
自律神経を整える 「あきらめる」健康法 (角川oneテーマ21)
発売日:2013/08/29
売価:¥1
なんかいろいろ書いていたら長くなってしまいました。
分けたほうがよかったかも。
-> 書評のみに絞りました。
あきらめるってどういうこと?
超簡単に意訳すると、小さいことに拘ると気苦労が増えてくたびれる
だけだから、そういうものはそういうものなのだと「あきらめる」
ことで、気が楽になって健康になるよってお話です。
あきらめるのは逃げることで悪いことだと思っている方も多いと
思われますが、大きな目標を捨てないために小さい拘りを捨てるって
ところがちゃんと書かれていますので、著者の意図を読み取れる方は
かなり使えると思います。
本のタイトルは健康法となっていますが、気苦労が多い方に非常に
有効な考え方ですので、健康問題を抱えていない人にも有効です。
この考え方の効果が大きいことは私が学生時代に散々やったので
経験済みなのですが、今の私の状況に耐えるためにこそ、
この考え方って必要だよなーと改めて思いました。
しっかり本としてまとまっていると、
初心に戻る時にすごく便利なんですよね。
とてもいい本だと思います。
Amazonのレビューがこの本の正しさを裏付けています
Amazonレビューがこれほど役に立っているものって見たことないかも。
高評価のレビューを読むと、その方達がなぜ楽になるのかが、
低評価のレビューを読むと、その方達がなぜ苦しんでいるのかが
透けて見えてくると思います。
苦しいのは正しいと思っているものや考え方や間違っているからだと
私は別の記事で書いているのですが、その理由がレビューを読むと
よく分かると思います。
具体的じゃないと低評価を付けている方がいらっしゃいます。
なんとなーくが許容できない四角四面だから疲れるんですよ。
自分で気苦労を増やしているだけだから、
そういう気持ちをあきらめると楽になるよって書いてあるのに。
自律神経神経失調症の方が、症状が軽くなる方法が書かれて
いないって低評価を付けていらっしゃいます。
あきらめたら楽になるって書いてあるのに、症状が気になって
気になって神経質になっているのでしょう。
私も長らくその状態が続いているのでそうしたくなる気持ちは
よく分かりますが、そうやって症状に一喜一憂している限り
神経が休まらないので、永久に良くならないんですよね。
あきらめなさいって書いてあるのに、あきらめ方がわからない
って書かれている方がいらっしゃいます。
あきらめ方についても書かれているのですが、そんなことで
あきらめられる訳がないとか、あきらめて楽になる訳がない
などと思っているのだと思います。
もしくは、「あきらめられないほど拘っているか」ですよね。
だから状況が改善しないのではないのかと私は思うのですが。
そこから抜け出すには、新しい考え方を外部から吸収しないと
辛い状態が延々と続きますよ。
新しい考え方を提示してくれるものはいいですね
苦しいところで立ち止まっているとその苦しさが続きますので、
動き出すための1つの方策として取り入れてみては如何でしょうか。
これだけで全てが解決するわけではないですが、
使い方次第で想像以上にいろいろなものに応用が効きますよ。