半年くらい前の試聴会メモから少し掘り起こします。
会長さんのお話をちょっと書きたかったので。
この試聴会、軽く紹介してたんですね
私自身が記事にしたことを忘れていました。
メーカーの方で音楽好きの人って少ない印象です
ゼファンの西川会長さんは日本のオーディオメーカーの方の中では
飛び抜けて音楽とオーディオが好きなんだろうなーと、
私は勝手に思っています。
ま、あれだけ好き好きオーラが出ていたら誰でも分かると思いますよ。
再生したい音源が一杯あるけど時間が足りないどうしようって
毎度毎度葛藤されている姿を見るだけで、その気持ちよく分かるなー
って思いますもの。私も試聴会に何十枚とCDを持ち込む人なので。
メーカーや代理店の方で音楽好きな方はかなり少ないと感じているので、
なんだかなーと思ってしまうことは正直あります。
自分の言葉で音源や機材の音を伝えられない人ばかりなんですよ。
言葉にも態度にも熱がないですし。
オーディオ好きの人とか製品を作るのが好きな人は結構いらっしゃって、
そういう人からはちゃんと熱を感じるのですけど。
ステラ&ゼファンが私と近い方向を見ていると確信した一枚
音を聞いていても狙っている方向が近いのは分かりますが、
何より、試聴会でギルシャハムの無伴奏を使ったことが決定的でした。
バロック音楽はそもそもオーディオをメインにされている方の中では
聴く人がほとんどいないジャンルで、その中で音楽性がしっかり
残っている数少ない作品をピンポイントで出してくるということは、
ちゃんと聞いて評価しているということなんですよね。
他の試聴会でしたらヨーヨーマかヒラリーハーンしか出てこないですよ。
というか、それ以外出てきたことがないですし。
他に古楽のいい音源を試聴会に使うのは、マーキュリーの円盤を
少し販売しているダイナミックオーディオ6Fくらいのものです。
マーキュリー
http://www.mercury-coo.com/
マーキュリーは私が手放しでお薦めできるというか、
私ごときがお薦めするのはおこがましいと感じるくらいです。
音質が相当よくないと私は長く聞いていられないので、
視聴できる機会があればもっと買うのですが。
渋谷の潰れる前のHMVでは、古楽の視聴のところでマーキュリーの
新譜は大体聴けたのですけど、今はどうなんでしょう。
関連記事とか
ステラ&ゼファンの関連記事はこちら
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昨年のTIASのステラ&ゼファンブースのデモはよかったですよ
http://purepure.wp.xdomain.jp/archives/4367#stella