ノイズの件でコメントを頂いたおしょうさんの助言を元に、
調査と対策を始めています。
頂いたコメントはこちらから読めます。
輻射ノイズの調査結果は別でまとめますが、
ちょっと衝撃だったので個別記事を。
ノイズ源はやはりパソコンでした
ノイズの調査の中で、最大のノイズ源だったのはメインPCでした。
で、いろいろ調べていくうちに、アースをちゃんと取ると
ノイズが激減することが分かりました。
ということでメインPCの電源ケーブルをアースを取れるものに
変えたら、kalafinaがそこそこ聞けるようになりました。
この手法、かなり有効だと思います。
アースの取れるコンセントと電源ケーブルを用意する必要が
ありますが、ノイズ自体はAMラジオで簡単に調べられます。
ケースを開けて、マザーボードから出るノイズを調べると
確実かと思います。
アースが取れないとなると、ノイズフィルタを使わないと
ダメかもしれません。こちらはまた別途調査して記事にします。
今のところ変えたところは3つ
・メインPCからアースを取る。
・fireface800からアースを取る。
・プリアンプをクリーン電源の配下に。
私のところは200vから電源を取るとアースが取れるので、
今のところアースを取りたいものは全部200v化しています。
100vでもノイズ抑制効果があるのかどうかは別途調査します。
PCからアースを取ると電源からの回り込みノイズで
プリが汚染されるため、中に入れました。
このあたりはちゃんと調べていかないとダメですね。
この対策だけでkalafinaの濁っていた高域の伸びが改善され、
高域寄りだった帯域バランスが落ち着いて聞きやすくなりました。
バイオリンがもう別物です。
はー、こういうノイズ対策を地道にやらないと、
ノイズフィルタやクリーン電源をいくら使っても効果ないのか。
勉強になりました。
今回のノイズ対策、音質向上分を金額に換算するとおいくら?
軽く100万以上と言っておきます。
私の環境はまともな音が出る状態ではなかったようです。
dCS scalrattiや他ブランドの高額プリを使っても、
こんな音は出ませんでした。
そう考えると、スフォルツァートDSP-03の音質がよかったのは、
PCと接続していなかったからというのが大きかったのかもしれません。
無線LAN2台体制&安定化電源使用で、完全に分離してましたから。
携帯のAMラジオでノイズを調べるなんていうのは
広く知られている古くさいアナログ的な手法で
私が高校生の時にはすでにやっていたことですが、
これは常に行っていく必要があるんですね。
スイッチング電源が氾濫している今の状況では、
ノイズを監視する重要性が極めて高いということがよく分かりました。
ソニー FM/AMハンディーポータブルラジオ ICF-9
発売日:2009/06/20
一家に一台、ラジオは買っておきましょう。