大変よくできてます。これは買うの悩む。(7/3更新) #Anison Strings~弦楽四重奏で聴くランティスの歴史 #CDレビュー

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Anison Strings~弦楽四重奏で聴くランティスの歴史

アレンジが大変よろしい。
そして、音も演奏もかなりよいです。
最近は生録でも質感の悪い音源が増えていて困っていますが、
この音源は質感がかなり高いです。これは嬉しい。

アニメ楽曲の生演奏モノは演奏に難を抱えるものが多くて
結構シビアなんですけど、そのあたりも大丈夫そう。
某アイドルを育成する作品の弦は私にはダメでしたが、
これは大丈夫な気配を感じます。

「サクラサクミライコイユメ」と
「翼はPleasure Line」で泣きそうになりました。

試聴データはmp3なので弦がかなりひりつくのですが、
これは元のハイレゾ音源なら改善されるでしょう。
改善されるだけで無くならなかったらがっかりですが、
それは買ってみないと何とも言えません。

珍しく1曲単位で買えるので買ってみようかな。
一番聞き苦しい「ハレ晴レユカイ」あたりを。
それでよければ全曲買うのもありだし。

「ハレ晴レユカイ」だけ購入したのでレビューを

クラシックを聴く耳でクラシックと音作りが違う音源を聞くと
違和感が先に立って評価するのが難しい・・・。

・バイオリン攻めすぎ。ちょっと辛いです。
・僅かにハイ上がりなのも辛い。
・空気感がもうちょっと欲しい。

イコライザを使うか、最近流行の
高域を落としてる機材で聞くのが吉かな・・・。
DSDアップサンプリングで音源の荒れてる部分を
全部無かったことにするのもありかもしれない。

フラットのシステムだと非常に厳しい音作りです。
LHH1000でも聞いていられないということでお察しください。
オンマイク録音で補正をしないとこのくらいの音に
なってしまうのかもしれませんが、ちょっと聞いていられない。

聞き苦しい原因がバイオリンの録音に起因するのか
帯域バランスに起因するのかは判断しかねますが、
録音は言うほど悪くないと思うので、バランスの問題でしょう。

今の私が聞くと、デジタル編集でマルチ録音したものは
全部デジタルの音に聞こえてしまうので、
他の人にイメージを伝えるのはとても難しい。
なのでオーディオ指標で評価しますが、
音場の構成以外で減点対象になるものは無いかな・・・。

情報量、解像度、SN比はハイレゾと謳うに値するレベルだし、
色彩感もデジタル録音ではかなり優秀、
みんなが気にする音場の広さも優秀だと思います。
でも、総合点はそんなに高くない。
私の頭には斎藤ネコ大先生の音源が強く残っているので、
どうしてもそちらとの比較になっちゃう。

それでも、今の粗悪な音源が乱造される時代の
作品としては、相当な良音源なのは間違いないです。
聴き方を工夫する必要がありますけど。

ブレーキを踏みすぎて結論を書いていませんでした

見かけの音質はいいけれど
音楽としては只々酷い音源の典型的として。
これだけ楽器がバラバラなのも珍しいと思います。

ゲーム楽曲をアコ楽器で演奏してもらえるのはかなり貴重なので、
最初の印象が良かったのは否定しませんが、
やっぱりちゃんと書いておくべきだったかな。

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