つかささんの新作は原作の方で記事を１つ書こうかなと
思っていたのですが、アニメの出来が良すぎて
そちらを先に切り出すことにしました。
なお、もう一つ見ている作品は冴えカノ２期です。
他の作品は余裕がなくてよく分かっていません。
公開するのに半月も掛かってしまい、タイミングを逃して
しまってますが、こればかりはもう仕方ない。
記事の目次
伏見つかささんの新作
タイトルは書いたら負けな気がするので。
設定も台詞もめちゃくちゃなのに、たまに大事なことを入れてくる
よく分からない作品。原作は全て既読済みで、私はむしろ原作推しです。
制作陣の狂気すら感じられる勢いの作り込みが、
アニメの出来を素晴らしいものにしています。
原画も作画も音楽もOP/EDも、脚本も演出もスタッフの体制までも、
今、これ以上のものを作る方法があるのかと思うくらい。
TrysailのEDが初めて流れた時の、アニメ作品として極まってる感じは凄かった。
この作品が売れなかったら、もう産業として維持するのは不可能な気がします。
画像をちょっとだけ
弓を射た直後。このすば２期を思い出させる構図。
エルフなので弓なんでしょう
沙霧。絵に感情を載せるのがすごく上手いと思います
作品の出来と対照的なのがキャスト
紗霧とたかさご書店の看板娘は申し分ないのですが、
松岡くんとエルフと木戸ちゃんがどうにも。
エルフと木戸ちゃんは聴いていて物理的に耳が痛くなるので
困っているくらい。芝居自体は下手ではないのですが、
どうにもしっくり来ません。
俺修羅の時の赤崎千夏がちょうどそんなうるささが先に来る感じで、
そこから今期の冴えカノ２期ではうるさい気配がなくなるところまで
レベルアップしていますので、お二方には頑張って欲しいです。
ちなみに、俺修羅は４年前の作品でした。
今の若手声優さんの技量の高さは空恐ろしいです。
ちなみに。
一昔前ですとエルフは釘宮理恵が演じていたでしょうけど、
それを思うと釘宮理恵がどれだけ偉大だったのかがよく分かるなーと。
今季だとエルフは冴えカノの英梨々と立ち位置が被りますが、
英梨々役の大西沙織は素晴らしい芝居を見せてくれています。
大西沙織は千住ムラマサ役で今後出演するので、そちらに期待したいところ。
しかし、今期の松岡くん、一体どうした？
かつてないほど評価を下げざるを得ない印象です。
芝居の出来もそうですが、何かすごく違和感が。
芝居の本筋の方に集中しきれていないような、
なんか別のものに意識を取られてしまっている感じがします。
京アニの作画の方向性とは違う印象です
京アニ作品は「とにかく作画を綺麗にしたい」という意識を感じ、
つかささんの新作は「キャラを可愛く引き立たせること」に
意識が集中している印象です。
結果として、作品を面白くすることに成功しているのは
つかささんの新作の方だと思いますが、
ま、私は京アニ信者ではないのでそういう評価になってしまうのかも。
冴えカノ２期
最初はキャスト全員が役を忘れていてハラハラしましたが、
赤崎千夏がかなり上手くなっていてすごいな～と思ったり。
俺修羅の時の、うるささが先に来る声から随分と進化していて。
０話の「柏木エリセンセ」のところとか、
詩羽先輩を超える挑発ぶりでしたよ。
英梨々役の大西沙織も最初は声が低すぎる感じでしたが、
２話で全く気にならないところまで修正してきました。
この作品は大西沙織の芝居と英梨々の顔芸が一番の見所なので、
今後も安心して見ていられそう。
２話の英梨々と倫理くんが喧嘩をするところで、
ヒロインが出しちゃいけない声を要求する音響監督と
それに応える大西沙織を想像するだけで面白いです。
こちらも作画、脚本ともに安定していて盤石。
不安はやっぱり松岡くん。
上の作品よりは安定してますけど、うーん・・・。
松岡くん、ストレス太りがかなり進行していますし、大丈夫かな。
石田彰みたいに役者に専念させた方がいいと思いますが。
そろそろパンクしてしまいそうです。
画像をちょっとだけ
ヒロインが出しちゃいけない声を出す直前の英梨々
絵に感情を上手く載せることに成功している一枚
正妻戦争で勝敗が決まった瞬間
「正妻戦争」と「滑り台」を生み出したましろ色は凄かったなー
２話で恵が倫理くんの家の合鍵を出したところの正妻感が半端なかったので、
ふと、ましろ色シンフォニーのことを思い出しました。
未だにコメントで「正妻戦争」と「滑り台」という言葉を見かけますが、
この２つを生み出したましろ色シンフォニーはいろいろ凄かったですよ。
それはもういろいろな意味で。
