とかく日本で作る製品は不思議なほど音楽性がありません。
特に、ガレージと自作が非常に厳しいと感じています。
スピーカーはいいユニットが手に入れば自作でも簡単に
音楽性を出せますが、アンプなどを手広く視聴した限りでは
非常に難しいという印象です。
一方で、欧米のミドルクラス以上の製品は、
音楽性が無いものはほとんど存在しないと言っていいくらいです。
そして、ケーブルでも音楽性の有無がはっきりしています。
いくらなんでもこの差を音決めする人の感性のせいにするのは
ちょっと違うんじゃないかなと思いまして。
そこで、欧米のエントリーモデルや自作品、ガレージの製品にも
音楽性があるのなら、部品や線材レベルで音楽性の有無の違いが
存在するのではないかなと、漠然とそう思うようになりました。
パーツや線材を欧米から全部取り寄せて作ると音楽性のある
製品になるのなら、日本製のパーツや線材に何か問題があると
いうことになるのではないかと。
何処に原因があるのかをはっきりさせないと、
いつまでも欧米の機種に負ける日本製品という形が続きそうです。
purepureさん、Fujiです、ご無沙汰しております。
>とかく日本で作る製品は不思議なほど音楽性がありません。
日本製のパーツや線材が悪いのではなく、それらを開発設計製造されている方々の音楽
性の違いではないでしょうか、海外製品でも日本製部品を(IC、コンデンサ、フォト
カプラ、パルストランス等)使っている様です。私が驚くのはLINN(音色の好き嫌いは
有ると思いますが)のアンプやネットワークプレーヤー等です。これらの基盤を観察す
ると、回路にはOPアンプを多用しています。これらのOPアンプなどどこでも手に入
りますし、他の部品も似たり寄ったりだと思います。又、パワーアンプは全てDクラス
(デジタルアンプ)、しかもそれらに供給する電源は全てスイッチング電源(ノイズ対
策には相当気を使ったと思います。)で構成されていますからこれは大したものです。
これらの事から、日本製のアンプに使っている材料が悪いのではなく最終的には、それ
らを作る方々の感性が決め手になるのではと思っています。