WhiteAlbum2の「悪女」から始まった一連のストーリー #中島みゆき

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著作権の本来の目的をJASRACには改めて問いたい今日この頃。
何でもかんでも縛っていい曲の情報が入らなくなるのは本末転倒です。

今回はここ最近の経緯をつらつらと。
結論だけ整理してしまうとなんにも面白く無いので
ずらずらーっと行きます。

発端はWhiteAlbum2から

そもそもの発端はWhiteAlbum2ボーカルコレクションに
収録されている「悪女」という曲で。
「悪女」なのに随分軽い感じで歌っているので、
これってそもそも誰の曲?というところから始まりました。

で、見つけたのがこちらの動画

悪女 ”中島みゆき”に嫉妬する[さだまさし]

「悪女」は中島みゆきの曲でした。

ふむ、雪菜が高校生の時を想定して歌ったのかな?と思いつつ、
この動画で私の好きな「時代」も聴くことができまして。
で、これがライブ音源だったんですよね。

で、どこかで「時代」いいけど「With」もいいよねって書き込みを
見つけて、私も「With」はとても好きだったので、
また検索してこちらの動画を見つけて。

中島みゆき with(CD音源、少し音質落としてるみたい)

時代のライブ音源の公式動画

この2つの動画で、長年の違和感の原因が分かりました。
(曲が違うのは仕様です。あんまりネット上に動画ないんです)

私が感じていた中島みゆきの違和感とは?

「中島みゆきは歌が上手い」というのは、知り合いの中でも
オーディオマニアの人達でも当たり前のように受け入れられて
いたのですが、私はちょっと違っていて。
曲自体は好きだけれど「中島みゆきのどういう点を上手いと
言ってるのだろう」と、ずっと疑問でした。

私は曲よりもラジオの方で中島みゆきの地声を長く聞いていたこともあって、
豪快なおばちゃんのイメージしかなかったんですよね。
それと、意図的にしているのか分かりませんけれど、
リズムと音程がかなり細かく揺れ動くのが気になって、
難しい歌い方をするなと思っていまして。
(上のWithのCD音源だとわかりやすいと思います)

私が中学か高校くらいの時から高音質バージョンのCDを出していると
雑誌で何度か取り上げられていたため気にはなっていたのですが、
結局新品でCDを買うことも無く今に至っています。
レンタルもしてなかったかな。

で、今回ライブ音源を聴いて、ああ、これって南こうせつや
イルカやKOKIAの時と同じだという結論に至りました。
CDだと襟を正し背筋を伸ばして歌っている姿しか見えなくて、
私の琴線に全く触れなかったんですよ。音もそんなに良くないですし。

ライブ音源は音質も相当いいですし、音楽の芯もしっかり収録されて
いますし、中島みゆきの細かい機微もかなり多く残っていますから、
これなら歌が上手いと言われるのもよく分かります。
何度でも聴きたくなりますし、聴く回数を増やせば増やすほど
いろいろ見えてくるものがあって面白いですし。

若い人がカバーしたバージョンなんか比べ物にならないほど、
歌声に込められている力に違いがあります。
中島みゆきの上手さって、歌詞の意味を歌声で強化する力の強さが
とても大きいところにあるんですね。

以下は「時代」のライブ音源を聴いて思ったことですが、

「こんなに悲しくて」「涙も枯れ果てて」で目一杯悲しんでいるのに、
次の「そんな時代もあったねと」のところで全部水に流してるよ本気???
と、そんな風に感じ取れました。

歌詞に書いてあるからじゃないんですよ?
最初は本当に悲しんで歌っているのに
次の場面で本当にあっさりと水に流してしまっていて、
僅かな伴奏の間にどれだけの時代が流れたのかと、
その時間がいとも容易く表現できてしまっていると言いますか。

ここまでちゃんと説明してくれる人いなかったよ・・・。

これなんかもとてもいいですよ

中島みゆき「縁会」2012~3 トレーラー[公式]

狙うはライブ音源ですか。
いっぱいあってどれから手を付けたらいいものやら。

中島みゆき「縁会」2012~3 (Blu-ray)
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発売日:2014/11/12
価格:¥6,281

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