#2016-0625更新 「早見沙織 音質」で検索されてきた方向けに内容を追加
ブルーアワーに祈りを
こういう歌い方がウケないから所謂J-POPが壊滅して、
代わりにしっかり声を出す声優さんの歌が見直されているのに。
J-pop系でここまで声質がいい人は今はもういないし、
発声も綺麗だし歌唱力もあるし声のコントロールもしっかりしてるし、
歌にしっかり言霊も乗ってますけど、それでもこれは違うよ。
なんかこう、気持ちのベクトルが違うというか。
『歌いたいって気持ちで歌っていない』という感じがするのが嫌です。
記事の目次
早見沙織にはものすごく期待していたのだけど
早見沙織はかなり初期、2009年の6月に知りましたけどこれは無い。
正直、歌の方はあの頃からずっと下降線で・・・。
プロデューサー陣、華奏楽集を100回聴け。
ほんと、早見沙織を見つけた時にも書きましたけど、
ポテンシャルがありすぎてプロデューサー陣が生かせない
という懸念が的中してしまいました。
デビューシングルは紹介しておきますが、
私は最後の最後まで買わずに抵抗したいと思います。
ほんと、今の音楽業界の上の層を10層くらいふっ飛ばしたい。
毎日浴びるほど音楽を聞いている人をプロデューサーにしようよ。
音楽を聴いていない人がプロデュースしたってダメなのは、歴史が証明してるよ。
売り方が問題なんじゃない、売るものに問題がありすぎて売れてないだけ。
重要なのは手法じゃない、クオリティと音楽の中身に目を向けようよ。
大衆が音楽を理解できなくなったと嘆く前に、
自分たちが大衆以上に音楽を理解できなくなっていることに気づいて・・・。
やさしい希望<アーティスト盤> CD+DVD(2枚組) (TVアニメ「赤髪の白雪姫」オープニングテーマ)
発売日:2015/08/12
価格:¥1,656
補足
マーケティング手法のみで売ろうとしてもダメだと言ってます。
昔のように時間とお金をかけて曲を作るのと、両方やりましょうよ。
ただ、正直今の音楽業界は負債が大きすぎて
数年頑張った程度で浮上できるとは思えないのが悲しいところ。
手間暇とお金を掛けて頑張るのを10年続けられるほど
体力がないのも分かっていますが、
最低でも10年は続けないと状況は変わらないでしょう。
ニコ動の素人動画の方が音楽が見える録音に仕上がっているというのは
さすがに問題ですし、これを誰も指摘しないこと自体がもっと問題です。
今は明らかに力の入れどころが間違っていることと、作品から本当に
大事なものが抜けて落ちていることに気づかないままでは厳しいよ。
新曲を生み出す力が落ちているので
カバー曲をもう少し(インディーズで自費制作できる程度にまで)
安く提供できるようになればもう少しなんとかなりそうではあるのですが。
高音質を目指した音源って思いの外多く出回っているのですが
そのほとんどが曲と演奏者に問題を抱えていて失敗しています。
録音と演奏者と曲の3つを揃えるのはあまりに大変すぎるので
せめて曲だけでも多くの人が共有できればなと思ってしまいます。
さらに補足
こんなに言霊を感じられる曲って本当に数少ないのに
こんなに憤りばかりが出てくる曲って過去に聴いたことが無いです。
平静に聴いていられない。
音質もかなりいい方なので会社的に力が入っていることは歴然なのですが
それにしてもこの力の入れどころのズレ加減は何ともはや。
あな口惜しや。
早見沙織の優秀録音とか(2016-06追加)
こちらの記事にまとめてあります。
別の記事でご紹介いただきありがとうございます、proserです。
purepureさん的には「ブルーアワーに祈りを」はなしですか、私はまあまあだと思ってるのですが、私としても曲そのものは平凡で歌の力で引き上げてる印象は否めませんからねえ。
歌の方はずっと下降線、というのは確かに私も「この世界がいつかは」や「風がなにかを言おうとしてる」が好きなのでわからなくもないです。ただこの2曲は本人の人気の違い、キャラ名義であることを考慮してもデビューシングルに比べてまったく売れてないというのが難しいところですね
別の記事であれだけべた褒めしてくださったのでご存知かもしれませんが、私は煮ても焼いても食えない箸にも棒にも掛からない声優音源を山ほど聴いているので、声質が好みで歌唱力が高いという時点で評価が高くなってしまうので、客観的評価が出来ないというか、かなり甘めでしょうね。
今後に期待するとしたら、小倉唯が1stシングルで冒険した後に、2ndシングルの成功に味を占めて明らかな安全運転に走ったので、2ndシングルがpurepureさん好みの路線で、かつそれが売れてくれることに期待しましょう