音源の音色がどんどん失われていく

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『透明感がある』という世間では高評価の表現と引き替えに、
音源から大事なものがすごい勢いで消えています。

私のCDカテゴリの記事数は1年で激減しました。
いい音源が無くて書けなくなったのが最大の要因です。
今年は何枚の音源をよいと評価することができるでしょうか。

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『音源の音色がどんどん失われていく』へのコメント

  1. 名前:danzalunatica 投稿日:2016/01/10(日) 00:42:33 ID:13bde2090 返信

    久しぶりの書き込みになります。
    体調が優れない無いお話や、色々パソコンのセッティングで格闘中な様を拝見しておりますと、
    気後れして発言を躊躇っていたのですが、CDの話題でしたので少々書き込みをと思い立ちました。

    新たな機材を導入する事に対し、急速に関心を萎えさせられている中、音源を探求したい思いでいっぱいです。
    過去の音源のインプレッションには一通り目を通したつもりではありますが、ハイレゾを含む音源の総括のような お話を伺ってみたくなりました。お聞かせ頂けますと幸いです。

    purepureさんが返答に戸惑いを感じないように考えてみるつもりです、ご返信を貰えたら嬉しいです。

    • 名前:purepure 投稿日:2016/01/10(日) 21:23:39 ID:576c3d5bf

      danzalunaticaさん、いつもコメント有難うございます。

      深く考えさせられる内容が多くていつも返答が止まってしまい、
      本当に申し訳なく思っています。
      こういう風にお気を使わせてしまうことが悔しいです。
      できる限りタイミングを逸しないように頑張ってみますので、
      これからもよろしくお願い致します。

      >ハイレゾを含む音源の総括

      今、私が音源について感じていることをまとめました。

      ・新譜(ハイレゾ含む)で良音源を探すのは無駄。
      ・リマスタ系も同様。
      ・DSD Nativeだけは可能性がありそう。
      ・音源を探すのであれば、旧譜、レコード、蓄音機がいい。

      私が言う良音源とは、世間一般で言う「音質がいい」というものではなく、
      音質に不安が無く音楽として心に響いて長く聞ける音源を指します。

      新しい音源でいいものを探すだけ無駄というのが現状で、
      探せば探すほど、音楽への情熱を奪われていく一方です。
      ですから、今は旧譜でいいものを探すのがよいと思います。

      音源の方に注力したいというのであれば、
      私はTIDALの導入をお勧めしたいです。
      TIDALは現時点で日本でサービス展開されていなくて
      ユーザー登録できないため、記事にするのを見合わせていました。

      TIDALはCDのかなり初期の頃の音源も大量にあって、
      なおかつ320kbpsでも音質が大変いいのが特長です。
      本気で比較すると質の良いデータ再生やディスク再生からは
      多少落ちるのですが、手軽に聞けるメリットは計り知れません。

      TIDALで気に入った音源の原盤を購入して外れたことがないので、
      音源を探しつつ気に入ったものを買っていく、あるいは
      TIDAL一本に絞るということさえ有りかなと思っています。

      結局、音現探しは音質と音楽が良かった時代の音源を手に入れることが
      何よりの近道だという当たり前の結論に帰結するのかもしれません。

  2. 名前:danzalunatica 投稿日:2016/01/11(月) 00:48:15 ID:c55fbe1d3 返信

    お返事有難うございます。
    TIDALについては最近良く進められます、SFORZATOのOさんからもあった位です。
    何やら日本からでも聞く方法があるような事も耳にします。

    旧譜ですか、そうですよね結局良い録音やマスタリングは昔のものになるのですよね、お気に入りなど教えて下さると嬉しいです。
    私はと言うと、以前気に入っていたCDの【engleskyts】アルバムがあって、教会で録音されたもののようですが、録音から愛情みたいなものが感じられてとても豊かになります。
    北欧のレーベルには良い物が多い気がします。
    もうご存知かもしれませんが・・・

    • 名前:purepure 投稿日:2016/01/11(月) 21:31:49 ID:e35b9f665

      気に入った音源はほとんど記事にしているのですが、
      大半がサービスが終了した過去ブログに上がっていたものなので困っています。
      そちらからいくつか引っ張り出せればいいのですが。

      最近だとこちらの音源くらいでしょうか。
      http://purepure.wp.xdomain.jp/archives/3565
      http://purepure.wp.xdomain.jp/archives/2295

      その他、私がお薦めしたいレーベル
      ・MA Recordings(末尾Jのものは選外)
      ・Alpha(最近のは微妙)
      ・ambroisie
      ・Alia Vox
      ・Harmonia Mundi

      今の私がお薦めできるのはこのくらいです。古楽と民族音楽主体になります。
      MA Recordingsは割とごった煮です。

      以下のサイトで視聴と購入ができます。
      http://www.prestoclassical.co.uk/
      https://www.marecordings.com/

      >以前気に入っていたCDの【engleskyts】アルバムがあって、教会で録音されたもののようですが、録音から愛情みたいなものが感じられてとても豊かになります。
      北欧のレーベルには良い物が多い気がします。

      こちらの音源でしょうか?
      http://www.amazon.co.jp/Engleskyts-Anne-Lise-Berntsen-Henrik-Asheim/dp/B004CSH7E8/

      製作者の心意気が伝わってくる音源は大変少ないので、
      私もそういう音源に当たると嬉しくなります。
      こちらのアルバムも私の好みだったので買おうと思いましたが、
      1994年制作で廃盤でしたか。TIDALでは配信されているのですが。

      私も北欧のレーベルはいいものが多いと感じていますが、
      視聴がとても難しいのと日本のお店を経由すると案外高くて、
      あまり購入することができていません。
      海外のサイトでどこか集約されているところがあれば、
      もっと買ってみようという気にもなるのですが。

      個人で一から探すのは大変なので、
      私はマーキュリーの目利きを頼っています。
      http://www.mercury-coo.com/

      私が上でおすすめしたレーベルが好みであれば、
      こちらも気に入って頂けるのではないかと思います。
      Alphaとambroisieの国内盤はマーキュリーが代理店です。

  3. 名前:danzalunatica 投稿日:2016/01/13(水) 01:02:19 ID:ea1160812 返信

    すみません、こちらに既に答えて頂いていたのですね。

    早速、MA RecordingsとAlphaを中心に探してみたいと思います。
    以前も記事を拝見し興味を持っていたレーベルでした。
    視聴が出来ない様子でしたので躊躇しておりました。
    思い切って見ようと思います、有難うございました。

    『engleskyts』は仰るもので間違いありません。
    今では絶版になっているのもご指摘の通りですが、小さなレーベルの利点からかオーダーが溜まると再販をたまにしている様です。
    今も探せばそう高くない金額で新品がありますよ。
    私の場合は、個人輸入などをしているお店から購入しました。
    パイプオルガンの音色は独自の世界観があって引き込まれますが、オーディオ機器を試されていると感んじる場面もあり、色んな意味で魅力のあるアルバムだと思います。

    • 名前:purepure 投稿日:2016/01/14(木) 00:13:08 ID:de9e40482

      いくつか補足させて下さい。

      MA Recordingsの音源はハイレゾである必要性は薄いと思います。
      ハイレゾはライナーノートがpdfファイルなのも悲しいポイントです。
      CDフォーマットで十二分に音質がよいので、
      特に気に入ったものだけハイレゾを購入されるのがいいと思います。

      >今も探せばそう高くない金額で新品がありますよ。

      なるほど、再販をたまに行っているのは有難いです。
      私も調べて購入してみます。
      いい音源の情報、有難うございました。

  4. 名前:danzalunatica 投稿日:2016/01/16(土) 00:48:18 ID:835fc7bce 返信

    ご興味を持たれているかも知れないと、『engleskyts』の在庫をしている所を当たって見ました。一枚だけ持っている所を見つける事が出来ました。

    もしかしたら、又お節介な事をしているのかも知れないと思いつつ、戸惑いながらではありますが、ご入用ならと思っています。

    最後の一枚なので取って貰ってはいますが(ネットではプレミア価格でしかなかったのですが、こちらは以前と同じ価格で、消費税5%の頃と同一の3860円だそうです、dynaで取り扱っていた時も同じだったと記憶しています)キャンセルもあるとお店にはお伝えしてありますので、気兼ねなくおっしゃって頂ければと思います。

    • 名前:purepure 投稿日:2016/01/17(日) 21:20:25 ID:4451c47c1

      すみません、わざわざ有り難うございました。

      3800円ということでがっつり聴いて考えたのですが、
      このパイプオルガンは私のシステムというかブックシェルフでは
      とても敵わないので、今回は見送りさせてください。
      北欧系のレーベルは個人輸入しないとやはり価格がネックに
      なるなと感じます。PrestoClassicalの他にも開拓したいところです。

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