スフォルツァートの新製品、DSP-05を聞きました #DSP-05

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DSP-05mainFront

システム構成
・NWP スフォルツァート DSP-03
・NWP スフォルツァート DSP-05
・SP B&W 805SD

DSP-03は定価680,000円で筐体が2つ。
DSP-05は定価388,000円で筐体が1つ。

DSP-03は内部を少し弄って定価が上がるそうです。
(10000~15000円くらい)

DACを左右独立で2つ使っているDSP-03に対し、
DSP-05は左右共通で1つ。
他に何が違うか聞いてみたら、筐体を1つにしただけとのこと。
つまりパーツのランクを下げるなどの行為は一切行っていないそうです。

それだったらさぞやDSP-03に近い音が出るだろうと思ったら、
これが愕然とするほど力の差があって・・・。
DSP-03の時に感じたネットワークプレイヤーならではのよさ
というのが大幅に減じていて、差の分かるシステムで聞いたら
DSP-03を選ぶ人が多いんじゃないかと思いました。

ただ、音の方向性は共通で、シグマデルタの違和感は無し。
DSP-05は情報量が多くなると音が混濁してしまうところがあり、
音場と情報量とSN比と低域の解像度で大きく差が出ます。
帯域バランスのよさとか中低域の力強さとか音色などは
DSP-03といい勝負をしているのですが、
ハイレゾのオケで聞き比べると大きく離されます。
音を詰め込んだPOPSでもDSP-03が力の差を見せつける感じ。

DSP-03が元々かなりのバーゲン価格なので、
DSP-05の388,000円は音質から見ると妥当だと思います。
ほとんど利益なんて出てないでしょう。
ただ、どんな人が購入するのかがいまいち見えない。
ヘッドホンユーザーはクオリティの差を痛感すると思うので
受けるかなと思いますけど。

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