岩男潤子「はじめてのさよなら」を延々リピート。
感動が走馬灯のように全身を駆けめぐりました。
ここ二ヶ月くらいの鬱屈が全て吹き飛んだ印象があります。
体調崩してずっと苦しかったし、
音源の音が悪くて体が音楽を拒絶し始めるくらいだったので
本当にこの音は強烈でした。
これを聞いてしまうと、お店で聞いた総額数千万のシステムや
比較試聴した数百万のプレーヤーも
全然意味がないなあと思ってしまいます。
最近の色彩感の薄いモノクロ表現の機材は、
どんなに精密な音が出たとしても受け入れられない。
先日のレコード試聴会(まだ記事書いてません)で
使用していた20万くらいのレコードプレーヤーと、
自作スピーカーの方が全然楽しかったし。
音に魅力がない高音質音源を難しい顔をして聞くのは
多くのオーディオマニアが陥る罠なので、気をつけた方がいいと思います。
ただし欠点も多いです
・NOSDACなので高域は荒いです。
・荒れ(歪み)があるので高域が少し五月蠅いです。
最近のハイエンドの音が好きな人は酷評すること間違いなし。
・オーディオ指標で私のシステムがお店に勝てる要素はゼロです。
私の琴線に触れる音が出ているかどうかが全てなので、
指標はあんまり参考にならない・・・。
LHH1000でだいぶ鳴らした今の私の耳だと、
新DACを普通に聞いていると高域の荒れで少しずつ耳が
やられていくのを感じるので、ハイレゾ音源か
ソフトのアップサンプリングを使用して使っていくことになりそう。
mp3の場合は、聞いていると高域が聞こえなくなるので
本当に怖いですよ。