SFORZATO ( スフォルツァート )から、「 DSP-05 」ネットワークプレーヤー・「 PMC-03 」 クロック・ジェネレーター 登場!!
今度は電源が同梱されて一体型になります。
10Mのクロック入力はありますが、デジタル出力はありません。
試聴会に行けば音聞けるんだけどどうしようかな。
DSP-03の出来から考えてもそんなに落ちるとは思えないし、
聞かなくてもいいかなって思っているんですけど。
これは50万以上の国産デジタル機が大変なことになるぞ・・・。
音質で勝てないのに価格2倍とか3倍とか。
もう音質を上げる手法がほとんど残ってないのに、
あっさり音質で追い抜かれる国産大手。どうする?
あとはネットワークプレイヤーを売れるオーディオショップが
どれだけあるか、でしょうね・・・。
サウンドクリエイト並のサポート力がないとネットワークプレイヤーは
売れないっていうのがお店の人の見解だし。
どうなるかなあ。
ヘッドホン派の人にDSP-05が売れると面白いと思うんだけど。
いや、あれだけ差があればさすがに分かると思うのですが、
前回のヘッドホン祭でぶっちぎりだったスフォルツァートが
全く話題になってなかったからなあ・・・。
さてさて。
オーディオ製品が売れるには、以下の要素が必要です。
1.ハッタリ
2.ブランドイメージ
3.使いやすさ
4.音質
昔よりは口コミで広がるようになりましたけど、
音質がいいだけでは売れないのがなかなか辛いところ。
このまま音楽配信が主流になれば
伸びる可能性が一番高いのがネットワークプレイヤーですが、
それにはまだまだ時間が要る。最低でも5年。
さらに具合の悪いことに、スフォルツァートの音質のよさを
見抜くには相応の耳とシステムが必要で、音源も機材も
「脚色で誤魔化す音」が主流になってしまった現代日本では、
音質のよさを分かってもらえない可能性が大。
というか、現実問題としてDSP-03がそうなってる。
スフォルツァートはシンプルなDLNA互換機なので
端末の再生ソフトはいろいろ使えるのですが、
残念ながらあんまり安定しているソフトが無いのも厳しい。
それが故に専用ソフトが用意されているLINNやLuminに
安定性や操作性で届かないんですよね。
私が使った限りではほとんど気にならなかったんですが、
それはちょくちょく止まるPCオーディオに慣れている私だから
気にならなかっただけで、少しでもソフトの挙動がおかしくなると
気分を害する人が普通ですから。
ま、このあたりは時間が経てば解決するでしょうけど、
今の時点では売りにくい製品なので苦戦するだろうなあ、と。
・瞬断に強く、起動が早く、データコピーが簡単で安いNAS
・安定した再生ソフト
この2つが出てこないと厳しいままかな。
欧米とかは一足早くCDプレイヤーが売れなくなりそうだから、
その流れでNASやソフトが流れてきてくれればいいんだけど。
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ドイツのオーディオショウに出展するのは正解でしょう
今の出来ならかなり高い評価を受けることが予想されますが、
その評判を機に売れ始めるというのはシナリオとしてアリかと。
Lumin A-1との戦いになるでしょうが、
向こうの人が両者をどう評価するのか楽しみです。
いい塩梅に落ち着いたと思います。