ネットを徘徊していてよく見かけるのが、
「今まで凡作だと思っていた演奏が名演になった」
というもの。
機材の変更やチューニング、アクセサリや電源ケーブルの
交換で、こんな感想を書く人がたくさんいらっしゃいます。
本当にたくさんいらっしゃいます。
なのですが・・・、私はそういう経験が皆無なので、
本当にそんなことがありえるのかと懐疑的に見ています。
店頭試聴は数えきれないほど、
自宅試聴だって50を超えるくらいは行っていますけど、
そんな体験はしたことがありません。
大体、店頭試聴で気を惹かれることがほとんどありません。
記憶にあるのはon and onでのハイレゾ試聴だけですが、
あれは元々演奏がよくて私のところでもよく鳴っているものだし。
古い録音で私のシステムでは聞くに堪えなくて、
古い録音がよく鳴るシステムで朗々と鳴る、
くらいなら分かりますけど、その程度じゃないっぽく
見えるんですよね。感想を読んでいると。
凡作が名演になることなんてあるんですか???
今度見かけたら、その盤を買って聴いてみることにします。