【オーディオ】アナログケーブルは難しくて私には無理(1/4追記)

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個人的に一番大変だと思っているのがアナログケーブルで、
私も少し前からアクセサリの購入に踏み切りましたけど、
アナログケーブルの選別は完全に放棄しています。

何が正しいか分からなくないですか?

アナログケーブルの最大の問題がこれ。

今使っている歪成分のあるケーブルがフラットだと頭にインプットされていますから、
別のケーブルを持ってくるとどれを聞いても歪んでいるように聞こえるんですよ。
システムの感度が上がって以降、(スピーカーをDynaudioにしてから)
歪感を感じなかったケーブルは一つもなかったような・・・。

特に難しいのが、皮膜による歪みが恐ろしいほど酷いこと。
過去ブログでいろいろ格闘した内容を書いていたのですけど、
カプトン線は頭痛が数日引かないくらい酷くて本当に辛かったです。

面白いことに、デジタルケーブルはこういう歪みを全く感じません。
アナログの難しさはケーブル一本に全て詰まっていると思うくらい
私には難しいです。

そんなケーブルを1つずつ聞いて取捨選別しろと言うのは無茶というものです。
1m100円前後のケーブルでテストした時ですら2万円以上掛かったんですよ?
普通のオーディオケーブルで取捨選別したら、テストだけで軽く300万を
超えてしまいますよ。

何かいいケーブルがあればいいなーとは思うのですが、
自分ではもう探せないですね。

実際はどうやって評価しているの?(1/4追加)

私が行っている選別法ですが、素質の高そうなケーブルを長期間使って、
違和感が出てこなければ良し、という考え方で選んでいます。
高いケーブルはとても買えないので、そこはもう諦めてます。

素質の高そうなケーブルを探す

素質の高さですが、音楽性が高いこと、違和感が少ないこと、
表現の幅が広いこと、この3つを軸に1週間くらいかけて判断します。
音を安定させるのに最低でも4日必要なので、
その場で取り替えてすぐ判断するのは不可能です。

ただ、1週間で判断できるのは表面の部分だけですので、
ここで最重視するのは違和感がないことです。

1次選別したケーブルを1ヶ月使う

そうやって素質が高そうだなと判断したケーブルを1ヶ月使います。
ここまで使って違和感が増すことがなければ、とりあえず私の中で
長期間使えるケーブルとして見なされ、別のケーブルを評価する
基準として採用されます。

あとはもう延々と使っていく

あとはそのケーブルを半年ですとか一年ですとか、
そのくらい長い時間使ってゆるゆると判断していく形になります。
比較対象はもちろん、1次選別したケーブルです。

違和感がなければそのまま使い倒しますし、なんか不調で音が
良くない状態が続いているなと思ったら交換してみます。
私の環境だと、違和感さえ出ないケーブルであればケーブルを
糸で吊って振動を逃がせばそこまで酷いことにはならないので、
ここまで行けばもうあまり気にしません。

あとは、変化量の大きいスピーカーセッティングと
PC周りの調整で延々と戦う感じです。

導体に直接触れる絶縁体はビニル系だけは避けたい

今は、PVC、テフロン系、カプトンを皮膜として使っている
ケーブルは最初から視聴対象から除外しています。
2000年に入ってからオレフィン系と表現されるようになった素材は
違和感があまり無いので好んで選んでいます。

ポリオレフィン (polyolefin) は単純なオレフィン類やアルケンをモノマー(単位分子) として合成されるポリマー(高分子)の総称である。
wikipediaより

オレフィンという単語が出てくる前から発泡ポリエチレンが皮膜のケーブルが
好きだったなーと、今更ながらそんなことを思い出したりもします。
多分、Cl元素やF元素が良くないんじゃないかなと勝手に思っていますが。

ただ、一番外の皮膜としてPVCを使っているものは除外しません。
外の被膜までオレフィン系にしているものは取り回しが悪い上に、
保存性がかなり悪くて逆にマイナス方向の作用が強いものが多いです。
長くPVCが絶縁体として使われている理由もよく分かります。

PCM-D1の所有者はご存知でしょうが、付属のACアダプタはケーブルが
非常に弱く、経年変化で被膜が剥がれるほど酷いものでした。
あれは何を使っていたんでしょう。

未だに安い赤白ケーブルが評価用ケーブルとして生き残っています(1/4追加)

私の評価用ケーブルとして、未だに90年代に製造されたスポット溶接の
安い赤白ケーブルが残っているのは不思議です。
情報量は少ないし、デジタルケーブルとして使うと劣化も酷いのですが、
適度に情報量が少ないせいか違和感自体はあまりないので、
比較の先鋒として使うのにはとても都合が良くて。

ただ、そこまで意識して集めていなかったので、
手元に残っているのは1本しかありません。
いろいろなメーカーの赤白ケーブルを残しておけば比較できて面白かったのですが。

Sony製だかどこかの赤白ケーブルを高く評価しているコミュニティが
どこかにあった記憶がありますが、私のはVictor製ですね。

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