かなり売れそうな予感があって、
色々見ていると結構評判が良さそうなので、
以前書いた記事に補足してDynaudioユーザーに向けた記事を
書いてみようかなと思いまして。
記事の目次
以前書いた記事の補足になります
こちらが以前書いた記事。
Dynaudioのスピーカーを15年使ってきた私が思う
Dynaudioの特徴と使いこなし
上の記事は少し広い視点で書いた記事なので、
今回の記事はもう少し突っ込んだ内容にしてみようかなと
思っています。
本編はこちらから
人には好みがあるので
Dynaudioのスピーカーは長く時間をかけることで
自分のスキルと聴力が上がっていくスピーカーなので、
ある程度の試行錯誤が必ず必要になります。
買ってすぐ自分の望む音で鳴るタイプではないと思いますので、
長くのんびりとした付き合い方ができる方にお薦めします。
試行錯誤するのが嫌いじゃなければ評判がいいから買うという
感じでもいいと思いますが、オーディオにあまり時間が
割けなくて短時間で気持ちよく音楽を聞きたいという方は、
Dynaudioに拘らない方がいいと思います。
スピーカーは長く使いましょう
Dynaudioのスピーカーは上流の機材や音源、ケーブルや
セッティングに非常に敏感です。
それは、使いづらい、使いこなしが難しいということではなく、
何がいいか何が悪いかが音ではっきり分かるということです。
尤も、音に問題のある機材が1つでもあるとちゃんと鳴らないので、
先入観を可能な限り排除して試行錯誤しないとかなり大変なのですが。
Dynaudioのスピーカーを鳴らすための試行錯誤は、
必ずオーディオスキルの大幅な向上と聴力の向上に繋がります。
できる限り広い視野で機材を選択して鳴らしてみて下さい。
経験を積んでいくと自分でいろいろ判断できるようになります。
そうやってお金を掛けないといけないところ、
お金を掛けなくてもいいところが見えてくれば、
あとはもう予算の範囲内で存分に楽しむだけです。
私もまだ16年目ですけれども、Dynaudioの質のいいモデルは
最低20年は使えると思っています。
注力するポイント
重要なものを上から並べます。
・機材
・セッティング
・ケーブルやアクセサリ
私は長いことセッティングが最重要だと思っていたのですが、
Dynaudioで楽しく音楽を聞くには
結局機材が最も大事だという結論になっています。
Dynaudioのスピーカーを買った当時、セッティングが一番
大事だと思っていたのは、その時に所有していた機材が
今の私が聴いても質のいい機材だったからというのが分かっています。
必要なのは高い機材じゃないです。
いい機材です。
色のよく出る、反応の良い、音源の良し悪しがよく分かる機材が
Dynaudioをよく鳴らすのに必要な機材です。
ここを間違えると泥沼にハマります。
私もPhilipsのDACからPhilipsのDACに戻るまで10年以上ハマりました。
Dynaudioを使うなら安くてもいいのでマルチビットDACを1台確保
しておくと、のちのち大事なことが分かるようになるのではないかと
思っています。Dynaudioは2wayでもマルチビットDACとシグマデルタ
DACの描き分けができる数少ないメーカーなので、ここは騙されたと
思って試してみて下さい。
アクセサリは後回しでいいのですが
PCオーディオをされるなら、USB周りは早めに導入してもいいと思います。
そこそこのUSBケーブル(1m10000円くらい)と
電源分離だけでもかなりよくなります。
ソフトやドライバの試行錯誤も面白いことは否定しませんが、
Windows10ならXMOS+ASIO+foobar2000で十分だと思います。
いろいろ試してここが足を引っ張っていると感じた時に、
本格的に取り組むのがいいのではないでしょうか。