来月、2016年秋クールのアニメ化作品。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(はまち)の作者、
渡航さんが原作なのですが、この作品はどうだろう。
誰も得しない気がするのですが大丈夫?
毒の方向性を間違えている気がしてなりません。
アニメ化するっていうからコミカライズの方をざっと見た
だけなのですが、不安で不安で仕方がありません。
ガーリッシュ ナンバー (1) (電撃コミックスNEXT)
発売日:2016/07/26
価格:¥616
これ、本当に大丈夫?
「かわいい外見と世を舐めきったメンタルを持つ新人声優・千歳」
Amazonの内容紹介でこれですよ?
で、問題だと思ったのがコミック1巻の最終ページの描写。
オマケページじゃなくてお話の最終ページです。
台詞を言う前に音響監督さんが「お!」という顔になるのはまずい。
で、そこに至るまでの数ページで音を波紋として知覚する描写もまずい。
どちらも千歳が才能を持っていることを強く暗示しています。
何が言いたいかというと、「舐めきったメンタルを持っていても、
ルックスがよくて才能があれば成功する」という最悪の展開に
なりそうだなと、それはあらゆる意味で誰も得しないぞと。
努力でのし上がる可能性を持った人のやる気を削ぎ、
才能のある人が超一流の役者になるためのやる気を削ぎ、
裏方についている人のやる気をも失わせる。
そんな誰も得をしない作品になりそうで。