一本前の記事の追記。
第13話の最後、エミリアの慟哭が正論だというコメントが
結構な数で見受けられました。
あれのどこが正論なんだと思ったのですが、
そもそも正論ってなんだっけといろいろ検索したのが今回のあらまし。
記事の目次
エミリアの慟哭はこんな感じでした
私との約束は守ってくれないのに
それでも自分のことは信じて欲しいって。
そんなこと言われたって、できない、できないよ。
芝居として凄まじかったのは次の場面の、
「分からないよ、スバル。
分からないって言ってるの」
ここですね。
そしてスバルの慟哭の後のエミリア、
「もういいよ、ナツキスバル」
ここの台詞の感情の出し方とか、つい20年前だったら
一体どれだけの役者が表現できただろうと思うくらいです。
若手声優さんの芝居のレベルはここ20年で尋常じゃないほど高くなりました。
エミリアは正論なのかな?
正論の意味を調べる前、私は正論のことを
「一見正しそうだけど状況を踏まえてない一方的な意見」
という認識でいました。
で、辞書には「道理にかなった正しい意見や議論」とあって。
え、道理って一つじゃないのに説明それでいいの?
というか説明になってないよそれと思いまして、
今度は知恵袋系を探してみました。
そうすると結構いろいろと考えさせられるやり取りがありまして。
今回紹介したかったのはこちらになります。
「正論」って何? 知恵袋のやり取り
質問者が正論の問題点をまるで理解していないパターン
正論の何が悪いのでしょうか?
これは正論を振りかざす方の典型例。
理屈で考えてしまっているパターン
正論について
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?page=1&qid=14159702819
質問者は経験が足りないことを自覚されていて、
回答者の指摘に対して的確な返答をされています。
誤った正論の認識をしている場合
『正論』ってつまり何?
これは回答者の認識が間違った方向に向いているパターン。
こういう認識でいると、先の燃費偽装問題とか
耐震偽装問題に発展するのではないかと思います。
こういうのはいろいろと難しいです。