1年ほど前、音の色についての記事を書きましたが、
あれってちょっと面白いことをしていました。
「音の色」の記事はこちら。
私は音ではなく心の動きを記憶しています
音そのものを記憶に留めておくというのはとても難しく、
私も数時間が手一杯です。
ただ、音楽を聴いた時の心の動きはかなり長い間記憶することができます。
尤も、印象が強くないと覚えていられないので、
覚えていられる場面はそれほど多くないのですが。
音の色について判別できるようになったのは割と最近なのですが、
音の記憶はほぼその当時の印象を保ったまま保持できているので、
新しく獲得した「色を知覚できる感覚」を使って
記憶の音を聞き直して記事を書くということをしていました。
印象の強かった音は丸ごと記憶できているため
新しい感覚を獲得したら遡って再検証できる、とでも言いましょうか。
オーディオ的指標で評価していない音はわりと楽に記憶できています。
ただ、クオリティが低くて必死にオーディオ的指標で数値化した音は、
家に帰ったときには忘れてしまうくらい印象に残りません。
ま、いろいろ極端なのは私らしくていいなと思いますが。
記憶は上書きなので
基本的にいい音ばかりが記憶に残っています。
他の方も同じではないでしょうか。
だから音に対するハードルがどんどん上がっていくのかもしれません。