Luxmanの新型SACDプレイヤー D-05u。普及型のDACチップに変更した意味は?

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Luxman_D-05u_main

AV Watch
ラックスマン、ハイレゾUSB DACとLxDTMドライブ搭載で35万円のSACDプレーヤー

Luxmanの新製品リリース記事
 http://www.luxman.co.jp/presspro/d-05u

Luxmanの新型プレイヤーであるD-08uやD-06uの評価は割れていまして、
そういう論議の際に必ず話題になるのは「強制アップサンプリング機能」です。
もう、アップサンプリングでは音質は向上しないというのが
オーディオをそれなりにやっている人達の間では常識になっています。

今回のD-05uはアップサンプリングについての記載がなく、
DACは長らくハイエンド御用達だった24bitのPCM1792Aから
32bit対応で普及型のPCM1795に格下げされています。

音の肝になる部品をケチって1000円にも満たないコストダウンをしても
全く意味がないということはLuxman自体がよくよく分かっていることなので、
私は違う方向に邪推をしてしまいます。

思った以上に音がよくなってしまい
D-06uとの差別化ができなくなった、と。

一般的によく言われる「音質はDACチップに因らない」というのは
ある方向から見れば事実であるかもしれませんが、
「LuxmanがTI製のDACチップで内部処理が同一のものを使う」のであれば
チップの基本的な音質の差というものはどうしようもなく越えられない壁になります。
それなのに格下のDACチップを使わざるを得なくなったということは、
音質を下げなければならない理由が発生したと考えるのが自然です。

今までの強制アップサンプリング機能をどうしたのかも
注目すべき点になります。
これは正式な発表がとても楽しみになってきました。

レビュー記事はこちらです

二ヶ月経過してようやく視聴できました。

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