Playback Designsの創始者のコメントが重い

スポンサーリンク

Phile-webの記事
Playback Designsの創始者コッチ氏に訊く、
同社設立の経緯と「IPS-3」の革新性

Playback Designsとは、FPGAでDSDアップサンプリングを行い、
既存のDAC-ICを使わないハイエンドプレイヤーを製作しているブランドです。
私も何回か紹介しています。

今回インタビュー記事が掲載された訳ですが、
そこの一言がとにかく重い。

「Playback Designsを立ち上げた当時は、それほど良いDACチップもなかったので、
新しい技術として全てのデジタル信号をDSDに変換して、
DACチップを使わずにローパスフィルターを通すという方法を採用したのです」

15年以上に渡って改良、改善されてきた
シグマデルタDACを全否定ですよ。

ちなみに、Playback Designsは2007年に設立。
2007年以降に開発されたハイエンドDAC-ICは、
2007年11月発売のWolfson WM8741と
2008年1月発表のESS ES9018しかありません。

SACDが売れなくて、DSD->PCM変換した方が音がいいというメーカーが
数多くあったのが2000年中期。
そして、未だにPCM変換するメーカーが残っている2014年。

巷ではDSDがPCMより上と散々連呼されていますが、
実態は・・・どうなんでしょうか。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
TrackBack URL :
スポンサーリンク

コメントをどうぞ