USBフィルタ第二弾、ADUM4160基盤を購入

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ADUM4160_large
スフォルツァートに大差をつけられている
基本クオリティを何とかしたいんですよ・・・。

で、USBフィルタの第二弾。
こちらは回路図を見る限りトランスを使ったフィルタ。
5V出力は外部入力の電源を使用するタイプ。
大分前のチップなので工作している方が多く、
情報がたくさんあるのがいいですね。

ただこれ、USB2.0に対応しているとは言えども、
480MbpsのHigh Speedに対応していません。
新DACも付属ドライバを経由するとダメで、
DirectSound(OS標準ドライバ)だと再生できました。
ちなみにレートの高いハイレゾも再生できません。
制限が多いので注意してください。

そんな訳で音質比較がちょっと難しい。
いつものASIO再生との比較ができない。
今回はDirectSound(素通し)と、
DirectSound(フィルタあり)の比較になります。
電源はいつもの通り、安定化電源を使用しています。

音の変化量はiUSBPowerに比べてかなり穏やか。
アナログケーブルの交換と同等くらい、でしょうか。
デジタルケーブルの交換よりは大きめの変化だと思います。

中域がほんの少し凹みますがこれなら許容範囲。
iUSBPowerは位相が狂ったと思うほど凹むのですが、
そこまではいかない。少し聞いていると慣れてしまう程度。

CDフォーマットのものを再生している限りでは、
ノイズが減ったという感覚はありません。
雰囲気として音が少し柔らかく変化するので、
システムの音がキツイなと思っている人には合うかも。
低域の解像度と質感が少し上がる印象もあります。

私のシステムが苦手としていた曲が比較的普通に聞けるように
なっているのはいいのか悪いのか・・・。
「届かない恋」とか、紹介したばかりの鬼束ちひろの「声」などの
違和感が大きく減っています。
ただ、中高域の解像度が減っている気がする。
音がナマクラになったというか。
それが故に音が柔らかく変化したと感じるようです。

単価がとにかく安いのでUSBケーブルを買うくらいなら
こっちを試してみるのもありかとは思いますが、
小さな音の変化を楽しむ程度かな。
エージングで多少変わるでしょうけど、専用ドライバが
使えないデメリットは消えないし、難しいです。

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