私が試聴したメーカー
ヘッドホンアンプ
スフォルツァート(ヘッドホンアンプはオーロラサウンド)
Marantz
Luxman
TEAC
FOSTEX
RATOC
携帯プレイヤー
Astell&Kern AK120
SONY PHA-2
聞いてて思ったこと。
・スフォルツァートは飛び抜けています。
これを基準に他の音を判断してください。
比較になりません。
・オーディオメーカーほど破綻しない音作りをしている。
・オーディオメーカーほど独自の脚色を加えている。
・携帯プレイヤーは一律に低音が厚い。
・AK120は言われてるほどクオリティが高くない気がする。
基本の高音の伸びが悪く、低音の質感も低い。
RATOCのPCM1704機は言われているほど酷いかな?
音に脚色をせずに出しているので、とてもストレート。
それが故に耳に刺さる音がそのまま出てくる。
オーディオメーカーの刺さらない脚色に慣れているから、
こういう音が気に入らないだけのような気がする。
この音は、ハイエンドの悪い意味で丸い音に慣れている人ほど
酷評すると思います。だから評価が低いんだと思う。
ここで話題に出したオーディオメーカーの「刺さらない」
脚色は、私には音の生気を失うように聞こえるので
ポイントが低くなるんですよね。
一般ユーザーと大きく評価が異なるポイントの一つです。
RATOCでは以下の3つを聞かせてもらいました。
・Burr-Brown PCM1704
音がストレートすぎて人と録音を選ぶ。
・Burr-Brown PCM1792
いつものシグマデルタ型の音。私はダメ。
・Wolfson WM8742
あんまりシグマデルタ型の気配がない。音色も良好。
オーバーサンプリングの気配と
破綻させない脚色が少し入ってる。
私が評価するとこんな感じ。
あんまり音を弄らないメーカーですね。
好きか嫌いかは個人によると思います。
クオリティが低いというのとはちょっと違う気がする。
MarantzはMarantzの色、LuxmanはLuxmanの色。
耳に刺さらないことを基準にしているとポイントは高いはず。
私はメーカーの色に違和感を感じるのでダメですけど。
この2つのメーカーのCDプレイヤーなら音楽性がカバーして
底上げしてくれるのだけど、DACとかネットワークプレイヤーは
音楽性がほとんどないのが不思議。
TEACは解像度が高いのが災いしているのか、
音が細切れにされているのが見える感じでちょっと違和感。
クオリティ自体は高いと思いますけど。破綻しないし。
TEACのReference Seriesは結構評判いいそうです。
ほとんど低音を増やしていないけど誰が買うんだろう。
ヘッドホン派は嫌う音だと思うんだけど。
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評価基準の違いが評価の差になってる
でも、スフォルツァートは一般向けに振り切ったレベルの
音が出ているので聞くといいですよ。私も評価します。
音源の音質が悪いことが分からないのが不安ですけど。
私の新DACとER-4Sでkalafinaの「Magia」を聞くと、
圧縮がかかっている様とダイナミックレンジの狭さと
音のエフェクト加減がそのまま正確に表現されます。
なので、長く聞くには厳しい音になります。
これがスフォルツァートで聴くと何ともない。
オーディオ界というのは正解がない世界ですが、
これに上下の区別をつけるのはとても難しいと思います・・・。
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TDKのイヤホンはとても危険
イヤホンは、スピーカーと全く同じバランスで聞ける
ER-4S以外に選択肢なんか無い、というのが私の主張。
なので、他のメーカーのイヤホンやヘッドホンは全部パス
したのですけど、たまたまTDKだけ聞いちゃったので
書いておきます。
型番は、TH-PVEC600WHとTH-PMEC600BK。
耳が悪くなる脚色をつけています。
これには一オーディオユーザーとして
反対票を投じなければならない。そういう音です。
具体的には、低域の尋常じゃないブーストと(ボワボワ)
高域の尋常じゃないカット具合。AM放送も真っ青。
考えているだけで怒りが込み上げてくるレベルです。
こんな音が企画として通ってしまうことが問題。
そんなに大衆の耳のレベルは低いと思っているのか?
これが売れたらもう音楽業界は終焉確定ですよ。
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その他の余談
・ETYMOTIC RESEARCH
ほぼ毎日聞いているので挨拶してきました。
正式な日本代理店は完実電気だそうです。
サウンドハウスだとばかり思ってました。
サウンドハウスでは主力のER-4Sが買えなくなっているので、
ヨドバシカメラなどで購入することをお薦めされました。
・SonyのPHA-2
ウォークマンとデジタル接続ができるようになった
携帯型のヘッドホンアンプ。
PHA-1に比べてかなりの音質の向上が見られます。
トータルで比べるとNW-ZX1には届きませんが、
こちらの音の方が好きという人は結構いると思います。
開発者はこれを以てフラットと言っていましたが、
そんなことはない。しっかり低音がブーストされてます。
ヘッドホン派が思うフラットというバランスと、
スピーカー派が思うフラットというバランスの間には
越えられない壁があることを感じました。
生演奏を聞かずにオーディオシステムだけで調整して
酷いバランスに仕上げるケースは結構見てきましたが、
ヘッドホン派の感覚のズレはそんなものじゃないです。
音楽業界、先が見えなくなる一方です・・・。
・ヘッドホン派のユーザーの力の入れ方がすごい
プレイヤー、アンプ等々を2段とか3段重ねで
持っている人を多数見かけました。
その情熱の一割でもいいから正しい音と音楽を聞く方向に
向けてくれれば・・・と思わずにはいられない。
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スフォルツァートDSP-03のDACはES9018Sですか
またこいつか・・・。
ただ、DSP-03の音には説得力があった。
ES9018は使い方次第でいい音にも悪い音にもなる
タイプのICなのか?