【オーディオ】SOULNOTE D-2。NOSDAC好き殺しの製品が出てきました

スポンサーリンク

ES9038PRO4基搭載でNOSモードあり。
デジタルフィルタが悪いのかデルタシグマ変調が悪いのか、
そこが見極められるDACがついに登場するようです。

6月末ということですぐですね。
これは楽しみになってきました。

SOULNOTE、ES9038PROを4基搭載した旗艦D/Aコンバーター「D-2」。60万円

いろいろあって記事の更新できなかったのですが

そのあたりの葛藤が全部吹っ飛ぶくらいの
インパクトのある内容でした。
超楽しみです。

仕様がいろいろ突き抜けていて面白そう

・ES9038PROを4基搭載
・クロックを担うDDSに世界最高レベルのスペックを誇るチップを使用
・消費電力は56W。外形寸法は430W×160H×410Dmm、質量は約17kg
・色はブラックとシルバーで価格は600,000円(税抜)

・NOSDACモード搭載
・2018年6月下旬発売予定

・ノイズ対策については「フィルター類に頼ることなく」徹底
・「STEREO」「MONO Lch」「MONO Rch」のモードが選択可能

回路としてはES9018の4倍の出力があるES9038PROを4基搭載とか
割と狂気の沙汰だと思ったのですが、消費電力56w、重さ17kgと
DACチップの強大な出力に見合う物量の製品になっています。

定価29万のD-1の音が結構良かったので、
こちらの製品も売れそうな気配がします。

D-1売れてるのかな?
売れ筋を調べるだけの時間がなくて最近は事情に疎くなっています。

この製品、絶対NOSDAC好きを意識してるでしょ

NOSモードにより「時間軸情報の曖昧さが払拭され、時間軸に対して非常に敏感な人間の聴覚に、よりリアルで自然な音質、空気感をもたらす」としている。

「時間軸に対して非常に敏感な人間の聴覚」

とありますが、「人間は全員、時間軸に対して非常に敏感」と
いうことなのでしょうか?
私がこの記事を読んだ時、時間軸に対して非常に敏感な人に対しての
挑戦状のように感じたので、これは記事を書かねばと思ったのですが。

シグマデルタDACでNOSDAC稼働させることにどれだけの意味があるか
正直分からないのですが、ま、聞けば分かるでしょう。

NOSDACの長所短所

個人的に思うNOSDACの長所短所を書いておきます。

NOSDACの長所は、DACで付与される空間の歪が極めて少ないこと、
音が滲まないこと、音の色が出やすいこと、このあたりかなと思います。

短所は原理的にクオリティを上げるのが大変でコストが掛かること、
情報量が少なくて解像度が出にくいこと、亜流が故に製品が少なくて
高額なものが多いこと、このあたりでしょうか。

デルタシグマDACを聞いていられない人が選ぶ製品であって、
クオリティや音のよさを期待して買う製品ではないと思います。

もう1つ注目する点があります

NOSDACは前段のデジタルフィルタを使わないので
アナログ出力にノイズを垂れ流しにするのですが、
そこで気になる記述がありました。

アナログ出力のノイズレベルはIIRフィルターにより「非常に低く」抑えられており、両モードによるレベル差もないという。

IIRフィルタは私の最大の天敵で、オーバーサンプリングよりも
デルタシグマ変調よりも嫌いというか音を聞いていられません。
数分聞いただけで数日寝込むレベルなものもあるくらいです。
実際、私のNOSDACにもIIRフィルタで周波数特性を整えるモードが
あるのですが、頭の中をかき回されて吐きそうな感覚になります。

IIRフィルタが問題になるのは私くらいでしょうけど、
ここが気になる方が他にもいらっしゃらないかなーと
思ったりもしているのですが。

この製品は他の製品にはない独特の仕様が多いので、
私の過敏なだけで何の特もない感覚が一体どこまで通用するのかを
実際に視聴して確認してみたいと思っています。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
TrackBack URL :
スポンサーリンク

コメントをどうぞ