いつも思うのは、ちゃんと書いておかないと
後で私が困るということですね。
あまりはぐらかさないでしっかり書いておかないとダメだなーと。
はぐらかして書いたのがこちらの記事。
アルバムごとの印象を載せておきます。
記憶を呼び起こして書いているので、結構抜けているところがあるかも。
なお、リマスター版はどれも論外です。
(5/7更新)
夢路のリンクが切れていたので修正しました。
1st「アマネウタ」
アマネウタ
発売日:2006/01/25
価格:¥2,057
使っている機材の質があまり良くないことが分かる程度に
目先の音質はよく聞こえないかもしれない。
ですが、音楽の大事なものが一番入っていると今でも私が思う1枚。
何を以て優秀録音というかは、私には非常に難しい命題です。
曲も素晴らしすぎるのですがそう評価してる人も少なくて悲しい。
シグマデルタの歪みが強く入っているため、
気に入っていると言っても私のところでは長く聴いていられない。
それでもSuaraさんと言ったらこのアルバムを推さずにはいられない
この私の気持ちを、誰か感じ取って頂ければと・・・。
2st「夢路」
夢路
発売日:2006/09/27
売価:¥3,024
使っている機材の限界を感じないことはないけれど、
SACDになって歪みが大幅に減って感激した1枚。
音楽性も高く、長く聴いていられる点に関しては
Suaraさんの音源の中で一番の音源です。
問題は、SACD層はPCオーディオで聴けないこと。
それで最近は随分とご無沙汰になってしまいました。
3rd「太陽と月」
太陽と月
発売日:2008/08/27
価格:¥3,000
SN比や情報量などで大幅な進化が見られるアルバム。
しかし、同時に音の表面がつるつるになって、
大事なものが消え始める兆候も強く感じられます。
音がワイドレンジ化して中域の大事なところが消え始めたのもここから。
聴き直して落胆したくないので、
私は3曲目の「真昼の月」以外はもう聴かないと思います。
4th以降
3rdでの予想が的中し、
音楽として大事なものが抜け落ちてしまいました。
SN比が比類なき高さまで向上しているので優秀録音と言われないことが
無いくらいなのですが、音楽の大事なところが消えてしまった優秀録音に
何の意味も無いということを誰も言わないので、私には違和感しか
ありません。なお、デルタシグマの歪みはなくなっています。
デジタル全盛になって失われたものがよく分かる音源になっています。
なお、曲は相変わらずいいものが多いというのが本当に悔やまれてなりません。
この問題はFIXだけではなくて
録音や編集の段階で音楽の大事なものが消えてしまう問題は
FIXだけではなくて、海外のクラシック音楽専門のレーベルの間でも
同じ問題が起きています。
どうして生の音に触れている人たちでもこの違いが分からないのか、
そこがもう理解不能です。自分で料理の味付けをすると、
細かい違いがそこまで気にならなくなる類と同じ現象なのでしょうか。