いろいろとメモメモ。
F.I.X. Recordsの音源というよりは、
Aquaplusの音源と言った方が分かりやすいかもしれませんね。
pure3に関しては褒めていないので、そういう内容を
読みたくない方はここで戻ることをお薦めします。
記事の目次
オーディオ編
アコリバの電源分離USBケーブルは、電源環境の踏み絵に最適
アコースティックリバイブ USB ケーブル(A 端子分離型) USB1.0SPS
価格:¥28,800
電源環境の悪いところだと絶大な効果を発揮し、
電源環境のいいところだとPC用標準ケーブルにも負けるこのケーブル。
はい、今日は負けてきました。先日も書きましたけど、
私の環境は電源をどうにかすることが急務なようです。
私の環境ですとこのケーブル以外使えないくらいなので・・・。
今回はD-PROPが不発でした
KRYNA インシュレーター D-PROP extend 3個1組 DPX3
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最初に音を聞かせてもらった時、ハイ上がりでいつもより歪みがかなり
多かったので、最近あまり鳴らしていないんじゃないかと感じました。
D-PROPを使ってAVアンプで補正しても歪みは取れなくて。
しばらく聴いていると少しずつ歪みが取れてきましたが、
バランスがハイ上がりなところまでは改善しきれず。
やはり物理法則を無視して鳴らそうということが無謀なのだと思います。
音をこまめに鳴らしてスピーカーユニットを解すことが
全てのスタートラインなのではないかと私は思っています。
再生ソフトが音が違いすぎるので困りました
foobar2000で再生するとAM変調したような音になるんですよ。
ボリュームをリアルタイムで強弱しているという感じと言いますか。
いろいろ試してWASAPI(push)にしたら落ち着きましたが、
iTunesで再生するのが一番安定していました。
高音質ソフトは試聴会で色々聴き比べるのが大変なので、
今回は使いませんでした。
今回は音があまりよくなかったです
というか、今まで聞かせてもらった後に自分のシステムを聞いて、
使ってる金額は何倍も違うのにほとんどの要素で負けているとしか
思わなかったのに、今回はどうしたんだろうという印象でした。
今回はいつもの実力の1/4も出てないかも。
音源編
pureシリーズはやはりCD層が酷い
Pure3 feel Classics Naoya Shimokawa
発売日:2017/04/26
売価:¥3,240
Twitterで書こうとして一度止めて、
SACD層がそこそこちゃんと聴けたので書く方向で。
予約注文したpure3が届いて、CD層をリッピングして再生して、
15秒聴いていられなかったんです。
演奏に問題があるのかと思っていたのですが、
今回聴いた限りでは、楽器がバラバラで音楽になっていない
というのが正しいのかもしれません。マルチ録音でしたし。
なお、SACD層はCD層とは別の演奏かと思うくらい変貌しました。
CD層で音楽が成立してなくてSACD層にすると音楽が蘇るというのが
pureシリーズの初代からの伝統なので、
このシリーズに関してはハイレゾを購入した方がいいかもしれません。
ただ、FIXは録音した素の音に魅力がない状態がずっと続いているので、
録音方法か録音機材に問題があるような気がしてなりません。
RODE NT-4とPCM-D1で録音したものにすら負けるのは、
何かがおかしいとしか思えないですよ。
なお、レコードとSACDはマスターが同じようなのでお好きな方を。
うたわれのレコードも聴いたよ?
『うたわれるもの 偽りの仮面 & 二人の白皇 歌集』
Suaraさんの歌う曲を集めたボーカル集です。
下のリンク先はレコードではないのでご注意下さい。
「うたわれるもの 偽りの仮面&二人の白皇」歌集(初回限定盤)
発売日:2016/11/09
売価:¥2,592
Suaraさんの音源ってアルバム単位で録音クオリティと内包される音楽が
大きく変わるのが特徴で、音質には少々問題があるかもしれないけど
音楽的にずっと楽しい初期の音源しか私はヘビロテで聴けないのですが、
今回の音源でもちょっと面白いことがありました。
何があったの?
レコードを通しで聴いていて、最近のFIXの音だなー、面白くないから
他の音源聴きたいなーと、2stアルバムの「夢路」を探してもらって。
で、「夢路」ってよく見たらSACDシングルレイヤーでリッピングできなくて。
それでPS3を使えるようにするということでいろいろ再生に手間取って、
いろいろ調整してもらってようやく音が出て、
おー、久しぶりの「夢路」の音源だ、最近のFIXの音とは違う、
音が詰まらず開放的で聴いていて楽しいと思っていたら、
私が持っているCDケースにSACDが入っているじゃないですか。
あれ?と思ってシステムを見てみたら、レコードの再生音だったんですよね。
その前までのレコードの音とぜんぜん違う、これFIXの初期の音だよ?
何で何でとwikiで調べたら、レコードのside D01「君だけの旅路」は
どうやら最初の「夢路」のマスターを使っているっぽくて。
そして、「君だけの旅路」は「夢路」のトラック1の音源で。
こんな不思議な偶然が発生していました。
SACDを再生していると思ったけど実はレコードで、
そのレコードのマスターはSACDのものと同一で、
プラシーボに見えるけど実はプラシーボじゃなかったというそんなお話。
「夢路」はいい音源ですよ
夢路
発売日:2006/09/27
売価:¥200
注)SACDプレイヤーか初期のPS3以外では再生できません。
「夢路」なんてもう長く聴いていないから
「君だけの旅路」がどんな曲かすら忘れていましたが、
音の傾向だけは記憶に残っているんですよね。
その後のレコードに収録されていたキミガタメも初期の「夢路」の音でした。
なお、あとで「夢路」のSACDを聴き直しましたけど、
この音源の音が悪いポイントなんて一つも見つけられませんでした。
聴いているだけでこんなにも沸き立つものがある音源自体が
もう久々な印象でした。
「MOON PHASE」は雫をプレイしていない私でも名曲だと思う
素晴らしい曲です。
Suara MOON PHASE(元の音源は不明)
「夢路」は発売された当時も音がいいと私は評価していたのですが、
そう評価する人がかなり少なくて、こんな音の悪い音源を優秀録音と
言うなと、私もボロクソに叩かれた過去があります。
他の人とこんなに評価のポイントがズレてしまうのかずっと疑問で
したけど、一応ここについては結論を出したのでスルー。
どこかの記事で書いたはずですが。このズレは広がる一方ですよ。
なお、リマスター版は「アマネウタ」も含めて音質的に論外です。
初代の方をお聞き下さい。
かずさのボーカルコレクションも聴いたよ?
先月発売された音源です。
WHITE ALBUM2 ORIGINAL SOUNDTRACK~kazusa~
発売日:2017/04/20
売価:¥2,480
私のシステムで聴くと、演じていた余韻が残っている時に
収録してほしかったなという無理難題がどうしても頭をよぎり、
今回の試聴会では、かずさが歌っている曲となばさんが歌っている曲が
混ざっているなという感じでした。
CD音源向けに作ってあるので、SACDの意義は薄いです。
でも、試聴会では1番目のサビまでしか聴かないポリシーの私が
1曲をフルで、気づくとアルバム1枚丸々聴いてしまいそうになっていた、
そのくらい魅力のある一枚です。
WhiteAlbum2の主題歌「届かない恋」は、春希がかずさを想って
書いた歌を雪菜が歌ったものですが、このアルバムは雪菜の曲を
かずさが歌うという趣旨のアルバムになっています。
WhiteAlbumやWhiteAlbum2をプレイしたことのある人は、
いろいろと思うところがあるでしょう。
で、結局聴いていて楽しかったのはLeaf Vocal Collection vol.1というオチ
LEAF VOCAL COLLECTION vol.1
発売日:2000/01/28
売価:¥1
今回は「POWDER SNOW」を使いました。
この曲は、歌唱力が高いことと心に響く歌を歌うことは別物だ
ということがよく分かる曲です。
価格の高いpure3や高音質音源をいろいろ購入される方でしたら、
中古でいいのでこちらの音源を買って、是非比較してみて下さい。
音楽で大事なものが一体何なのか、それが分かるかもしれません。
Suaraさんの音源について書き残し
いつも思うのは、ちゃんと書いておかないと
後で私が困るということですね。
あまりはぐらかさないでしっかり書いておかないとダメだなーと。
はぐらかして書いたのがこちらの記事。
アルバムごとの印象を載せておきます。
記憶を呼び起こして書いているので、結構抜けているところがあるかも。
なお、リマスター版はどれも論外です。
(5/7更新)
夢路のリンクが切れていたので修正しました。
1st「アマネウタ」
アマネウタ
発売日:2006/01/25
価格:¥2,057
使っている機材の質があまり良くないことが分かる程度に
目先の音質はよく聞こえないかもしれない。
ですが、音楽の大事なものが一番入っていると今でも私が思う1枚。
何を以て優秀録音というかは、私には非常に難しい命題です。
曲も素晴らしすぎるのですがそう評価してる人も少なくて悲しい。
シグマデルタの歪みが強く入っているため、
気に入っていると言っても私のところでは長く聴いていられない。
それでもSuaraさんと言ったらこのアルバムを推さずにはいられない
この私の気持ちを、誰か感じ取って頂ければと・・・。
2st「夢路」
夢路
発売日:2006/09/27
売価:¥3,024
使っている機材の限界を感じないことはないけれど、
SACDになって歪みが大幅に減って感激した1枚。
音楽性も高く、長く聴いていられる点に関しては
Suaraさんの音源の中で一番の音源です。
問題は、SACD層はPCオーディオで聴けないこと。
それで最近は随分とご無沙汰になってしまいました。
3rd「太陽と月」
太陽と月
発売日:2008/08/27
価格:¥3,000
SN比や情報量などで大幅な進化が見られるアルバム。
しかし、同時に音の表面がつるつるになって、
大事なものが消え始める兆候も強く感じられます。
音がワイドレンジ化して中域の大事なところが消え始めたのもここから。
聴き直して落胆したくないので、
私は3曲目の「真昼の月」以外はもう聴かないと思います。
4th以降
3rdでの予想が的中し、
音楽として大事なものが抜け落ちてしまいました。
SN比が比類なき高さまで向上しているので優秀録音と言われないことが
無いくらいなのですが、音楽の大事なところが消えてしまった優秀録音に
何の意味も無いということを誰も言わないので、私には違和感しか
ありません。なお、デルタシグマの歪みはなくなっています。
デジタル全盛になって失われたものがよく分かる音源になっています。
なお、曲は相変わらずいいものが多いというのが本当に悔やまれてなりません。
この問題はFIXだけではなくて
録音や編集の段階で音楽の大事なものが消えてしまう問題は
FIXだけではなくて、海外のクラシック音楽専門のレーベルの間でも
同じ問題が起きています。
どうして生の音に触れている人たちでもこの違いが分からないのか、
そこがもう理解不能です。自分で料理の味付けをすると、
細かい違いがそこまで気にならなくなる類と同じ現象なのでしょうか。
こぼれ話を追加しました(5/8追加)
正直なところ、こちらの内容が本題です。