やはり私は位相ズレを確実に捕捉しているらしい

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下のサイト様でいろいろ音源がアップされていたので聴いてみました。

Innocent Key @_yohine
Chord DAVE来ました!(とても高額なDAC)
http://innocent-key.com/wordpress/?p=6825#more-6825

んで、私は位相ズレがあるフィルタを通した音源と、
AK4495S-DACの音を聴いていられませんでした。

詳細を

フィルタの種類とタップ長の音質差

4つの音源があります。

・オリジナルの音源
・Zero latency 位相ズレを伴うタイプですがプリエコーの影響がありません。(Ayre)
・FIR Max latency プリエコーがありますが等位相です。(ChordDaveに近い)
・FIR Low latency レイテンシの低いFIRフィルタです。(一般的なDAC)

オリジナル音源とされているものでも通して聞けないので、
私にはこちらの方の音源がそもそも向いていないのかも。
他の方って、オリジナルとされている音源を普通に聴けるのでしょうか。
加工した音源を聞いていられないといつも私が騒いているのは、
こういう音源を聴いていられないからなのですが。

それはさておき。

Zero latencyが位相ズレがあるタイプらしく、私は数秒でアウトです。
これはおかしすぎる。ありえない。
AyreのDACがこのタイプらしいのですが、
確かに私もAyreはおかしいって書いてます。

アナログEQもこれだと書かれていますが、ほんと???
アナログで編集された音源でこんな頭の中をかき回されるような
音源に遭遇したことは一度もありません。
アナログチャンデバなら私も普通に聴けるのですが。

なお、この中で一番マシなのはFIR low latencyでしょうか。

録音データ

3つの音源があります。

1.Chord DAVE
2.最新電源(TCXOクロック)AK4495S-DAC
3.Soekris DAM1021 0.02% ディスクリートR2R-DAC

どれも位相ズレがあるように聞こえる上に、
エコーも加わって頭がくらくらします。
Chord DAVEが一番マシで、ディスクリートR2R-DACがその次、
AK4495S-DACはもう5秒持ちません。
そうは言ってもChord DAVEですら30秒聴けないので、
大差ないといえばないのかもしれません。

AK4495S-DACは位相ズレを意図的に起こしてる訳ではなさそうなのですが、
そうすると、この音は一体どこに由来するものなのでしょうか。
旭化成のDACを積んだEsoteric製品でこんな印象を感じたことは
一度もないというのに。

やっぱり私は、他の方と聴いているものが何か違うのでしょう。
これで他の方が捕捉しているものが分かれば耳がいいってことに
なるのですが、そうではないところがややこしいところで。
私からすると、ねじれの位置にいるような感覚です。

ダメだ、完全に耳がやられました

私の身体が再生音を一切受け付けなくなりました。
こうなるともう数日はダメです。

加工された音源はこうやって私の身体にダメージを与えるので、
意識的に避けないといけないんですよ。理論や理屈は関係ありません。
私の場合、聴覚にもアレルギーのような馬鹿げた反応があると思って頂ければと。
アレルギーで国産ミネラルウォーターが飲めないという、そんな身体ですので。

50dB程度の音量でしか聴いていないのに、耳が物理的に痛いです。

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『やはり私は位相ズレを確実に捕捉しているらしい』へのコメント

  1. 名前:yohine 投稿日:2016/09/13(火) 23:52:55 ID:70563418e 返信

    こんばんは。
    引用元記事の投稿者です。いくつか勘違いがあるかもしれませんので、念の為にいくつか補足したいです。

    ・オリジナル音源=私の音源ではありません。ページで紹介したCDに収録されているもので、当方が作成したものではないです。オリジナルという書き方はそれ以降のEQ等で編集をされていない音源という意味でかきました。

    ・FIR、IIRのサンプルはオリジナル音源からさらにプラグインEQで編集したものです。なのでここでFIRを使用してもCDオリジナルからさらに位相ズレが起こさないだけで、元音源自体から位相ズレが改善することはありません。

    ・AK4495SはIIRフィルタを使っています。Zero Latencyと同じものです。アナログのEQもスピーカーのネットワークも同じような位相ズレを起こします。なので通常のマルチウェイスピーカはすべて位相ズレがあります。海外サイトでインパルスレスポンスの測定例がありますので確認すればわかります。例外は位相ズレを起こさないように特別に設計されたスピーカだけでかなり少数です。(例:Dunlavy、Earthworks、Thiel、WilsonAudio等)

    ・録音しているスピーカは通常のマルチウェイです。しかし元音源の時点で違和感があるならそれ以降は元に戻りません。

    ・AK4495Sを使っているDACがすべてIIRフィルタを採用しているわけではありません。当方のDACも設定変更でFIRに変更することが可能です。それだとDAVEとの傾向の差異が縮まるのであえてIIRで録音しています。

    ・R2R-DACはFIRのオーバーサンプリングフィルタがデフォルトです。

    私がPurepureさんが位相に敏感ではないかと思ったのは数年前ですね。たしかサイトリニューアル前にコメントで書き込みをした記憶があります。そういう方が最も違和感を感じないのは等位相スピーカ、ワンポイント録音かつ無編集に近いもの、このような形になるかと思います。ほとんどのマルチウェイやマルチマイク録音は違和感を感じやすい筈です。

    聴覚は人それぞれなので、Purepureさんの感覚は私には全くわかりませんが、違和感を感じない音源を使って同じようなテストを行った場合、どの時点から違和感を感じるようになるかは興味があります。そうしたら実はどういう音がダメなのかも確認が出来そうです。

    すぐには出来ませんが2Lなどのフリー公開のもので良い物があれば、時間が出来た時に追加実験してみても良いです。

  2. 名前:yohine 投稿日:2016/09/14(水) 00:30:30 ID:7db4021e2 返信

    すみません。書き込んでからいくつか気づいた事がありましたので、追記させてください。

    今回の録音方法では位相ズレが100%発生するので録音方法自体を変えないとダメだと思いました。2つのスピーカを同時に録音する最大の問題は、2つのマイクの距離によって左右の到達時間の差がかならず出来ることです。

    もう少し詳しく説明すると、たとえば右のスピーカは左のマイクにも届きますし、逆もしかりです。これによって左右のスピーカからの音声タイミングがそれぞれずれて左右のマイクに届くことになります。左右のタイミングが微妙にずれて重なり、ちょうど二重にぶれた画像のようになっているわけです。これはまさに位相差なのでこの方法で録音したものはすべて許容できない可能性が高いです。

    音源がモノラルで等距離の2つのマイクなら問題がありません。

    音源が2つの場合は2つのマイクへの到達時間を完全に揃えなければなりませんがかなりセッティングが難しいので、この場合ワンポイントのステレオマイクにするか左右を個別に録音してあとの編集で位相を合わせるしか無いと思いました。

    おそらくPurepureさんの聞ける音源、聞けない音源も、このような録音のセッティングの時点で音源の到達タイミングズレがあるかどうか=位相ズレ問題が有るかどうかに依存しているような気がします。IIRが共通してダメとなると可能性高いでしょうね。

    もちろんアナログEQを使ったミックスは大丈夫なケースも有るということなら、帯域ごとの位相感度の違いや位相の許容範囲があって、あまりにいじくり回したMixとか特定帯域を弄ったMixがダメということになるのかもしれません。今回のサンプルはあえて派手にEQでいじっているので余計にダメだと思います。

    あと、上の書き方だと言葉足らずで実験台のように感じられるかもしれませんが、こちらはそういうつもりはないです(すみませんでした)。位相ズレを聞くと体調を崩されるとのことですので、ご無理はされないようお願い致します。

    • 名前:purepure 投稿日:2016/09/14(水) 01:01:19 ID:c1d2977ef

      yohineさん、コメント有難うございます。

      直接補足を頂けるとは思っていませんでしたので恐縮しています。

      >私がPurepureさんが位相に敏感ではないかと思ったのは数年前ですね。たしかサイトリニューアル前にコメントで書き込みをした記憶があります。

      確かに位相のことでコメントを頂いた記憶だけはあるのですが、
      yohineさんであることは覚えていませんでした。すみません。

      >そういう方が最も違和感を感じないのは等位相スピーカ、ワンポイント録音かつ無編集に近いもの、このような形になるかと思います。ほとんどのマルチウェイやマルチマイク録音は違和感を感じやすい筈です。

      この点は仰るとおりで、私も何回か記事にしています。
      あと、「位相が狂っている=ダメ」という訳ではなさそうです。
      フルレンジスピーカーかDynaudioのスピーカーであれば
      ほぼ問題なく聴けています。

      等位相スピーカという視点でスピーカーを見たことがありませんでしたので、
      今聴けるとなると、WilsonAudioあたりでしょうか。
      今度、意識して聞いてみたいと思います。

      あと、私がフルレンジとDynaudioのスピーカーを支持する最大の理由は、
      音源の違和感をきちんと描写できるからという点にあります。
      他社のスピーカーだと私でも音源の違和感がほとんど分かりません。
      そのため、位相の違和感を表現できるスピーカーは、
      正しく表現できるものが多いのではないかと勝手に考えています。

      >今回の録音方法では位相ズレが100%発生するので

      ワンポイント録音用のマイク(例えばRODE NT-4)や
      SonyのPCM-D1、D100などであれば問題ありません。
      ですが、録音後に位相を合わせるものは恐らくダメだと思います。
      位相を調整した音源はワンポイント録音と音場の表現がまるで異なって
      いまして、私はほぼ確実に聞き分けすることができています。

      ただ、ワンポイント録音にどれだけ近づけるか?という観点で
      実験するのであれば面白いと思いました。

      >違和感を感じない音源を使って同じようなテストを行った場合、どの時点から違和感を感じるようになるかは興味があります。そうしたら実はどういう音がダメなのかも確認が出来そうです。

      そうですね。
      この点に関しては音源の制作環境に行って、
      ダメになるフィルタとダメにならないフィルタを指摘したら
      面白いだろうなと思っていました。

      >上の書き方だと言葉足らずで実験台のように感じられるかもしれませんが

      そのような印象は持ちませんでしたので問題ありません。
      と言いますか、実験台として使って頂けるのでしたらむしろ好都合です。

      私の方で何かお手伝いできることがありましたらお声掛け頂ければ幸いです。
      体調が優れない状態が続いているため返信や対応が遅れることが多々ありますが、
      その点を考慮して頂ければ、いろいろ面白い情報を提供できるかなと思っています。

      >すぐには出来ませんが2Lなどのフリー公開のもので良い物があれば、時間が出来た時に追加実験してみても良いです。

      音源については明日またご返答させて下さい。

    • 名前:purepure 投稿日:2016/09/14(水) 23:28:10 ID:b8f1122cf

      To:yohineさん
      頂いたコメントで返答していないものについて返信いたします。

      >オリジナル音源

      こちらはご指摘頂いた内容で認識していました。
      私の書き方が誤解をさせる書き方だったのだと思います。すみません。

      >AK4495SはIIRフィルタを使っています

      なるほど、それで違和感を強く感じたのですね。
      それなら確かに納得できます。

      >R2R-DACはFIRのオーバーサンプリングフィルタがデフォルト

      それでマルチビットDACならではの音が出なかったのだと思います。
      他社のマルチビットDACでもデジタルフィルタの音だなと感じますし。

    • 名前:purepure 投稿日:2016/09/14(水) 23:28:52 ID:b8f1122cf

      To:yohineさん
      音源について返信いたします。

      >音源について

      比較試聴に向いていると私が思う音源を
      いくつか挙げさせて頂きます。
      使えそうであればご検討下さい。

      2Lのものであれば2L-053か2L-056ですと
      変化が分かりやすいかなと思います。

      位相の変化に注目するのであればワンポイント録音の
      MA Recordingsのものを使うしかないと思います。
      試聴音源はあるのですが、フリーかどうかは少し微妙です。

      Flute Sonatas of J. S. Bach volume 1[M087A]
      http://www.marecordings.com/main/product_info.php?cPath=48&products_id=161

      画像の直下、

      Listen to Sonata in E minor-4th mov. Allegro
      “Sonata in E minor-4th mov. Allegro”
      MP3

      この部分が視聴音源へのリンクになっています。

      アニメ系で入手しやすく比較試聴に使いやすい音源でしたら、
      TARITARIの「心の旋律#2」が筆頭になるかと思います。

      打ち込み系なら素直にu’sの「MOMENT RING」の
      ハイレゾ版あたりが手っ取り早いです。
      音色が少しモノクロですが位相が狂うほど加工はしておらず、
      割と素直に仕上がっています。

      どちらもフリーではないので公開するのは難しいかもですが、
      TV放送の音声データだけ拝借するとか、
      PVの音声データだけ拝借するならギリギリセーフと思いたいです。

      ニコ動の音源でも宜しければこういうものもあります。
      http://www.nicovideo.jp/watch/sm11023179

      最近の商業音源でこれに匹敵するものはかなり少ないと思います。

  3. 名前:purepure 投稿日:2016/09/14(水) 23:34:37 ID:b8f1122cf 返信

    コメント返信が即日でできるほどの体調はここ最近記憶にありません。
    ようやく最悪期を抜け出しつつあるのかも。

  4. 名前:yohine 投稿日:2016/09/15(木) 22:59:34 ID:ca2fc1806 返信

    音源の紹介など、色々ありがとうございます。
    そして、非常に前向きな回答をいただきまして、安心しました。

    早速ですが、録音をやり直してみました。
    http://innocent-key.com/wordpress/wp-content/uploads/2016/09/rec2.zip
    S1、S2はセッティングの違い、DACフィルタはすべてFIRです。音源は再公開で一番問題になりにくいと思った、もともとフル版をフリー公開している2Lから056を使いました。このなかでどれがましで、どれが一番違和感を感じるかお聞かせください。

    今回のマイクセッティングは出来る限りワンポイントに近いセッティングです。大体人間の耳の配置と同じくらいまで二本のマイクの距離を近づけてセッティングしています。そして今回は指向性のあるNT2Aに変更して単一指向性での録音です。ルームの反射音の影響が少なくなるからです。

    なのでこれならセッティングによる違和感は大幅に改善していると思いたいです。おそらくですが左右の耳の距離より離れてしまうと、まるで頭が大きくなったような違和感があると思うので、前回のようなマイクが大きく離れているようなセッティングは許容外だったと予想しています。

    懸念事項として当方のスピーカのネットワークの影響です。3wayですからツイータとスコーカの位相ズレが結構深刻かもしれません。今回紹介いただいた音源データと録音データを聞いてみると録音の方だけ時々高音が滲んでいるような音がするので、違和感はありそうだなぁと予想しています。

    これで全滅だとするとスピーカ変えないとどうしようもなさそうですね。ですが前回よりは大分ましにはなっている筈です。

    左右個別での録音は手間がかかるのでまだやっていません。とりあえず今回の印象を見てやってみるかどうか判断したいと思います(スピーカの時点でダメなら結果は同じなので)。

    録音のほうは以上です。

    スピーカのお話ですが、フルレンジは位相ズレを引き起こすネットワークがなく、更に単一の場所にあるスピーカから同じタイミングですべての音が出ますので位相的には完璧です。フルレンジは位相の観点では最強です。

    Dynaudioは等位相ではなかったはずと思って調べてみたら、このようなデータが有りました。
    http://www.stereophile.com/content/dynaudio-confidence-c4-loudspeaker-measurements
    このステップ応答を見ると2wayのような応答です。ウーハーともう一つ高域の山があるだけなので、低域は遅れていますが中域と高域の位相接続が素直な印象です。英文によると中域のスコーカーが逆相になっている(そのため下側に立ち上がっている)のですが、それぞれの帯域はタイミングが干渉せず素直につながって立ち上がっているように見えます。Confidence C4は等位相ではありませんが一般的な3wayより素直なスピーカということになりそうです。

    上で紹介したWilsonはこのような応答です。
    http://www.stereophile.com/content/wilson-audio-sasha-wp-loudspeaker-measurements

    これもステップ応答の山の数が少ないので位相の違和感はかなり少ないはずです。Dynaudioより良いはずです。ただしSPの設計を見るとユニットの前後位置と座る高さによって位相ズレを感じる可能性がありそうな形なので、試聴する場合は事前のセッティングと座る位置に注意が必要かもしれません。

    Dynaudioの印象から考えるとpurepureさんは低周波の位相に対してはそこまでシビアではないのかもしれません。もしかしたら録音後のEQ処理も高域さえいじっていなければ高域位相のずれはないですから、録音後アナログでローカットしている程度の加工なら許容できるのではないかと思いました。DACのフィルタは最高域にかかるフィルタなのでそこの位相ズレは大問題となった可能性が高いです。スピーカも高域位相が素直なものなら許容出来るのだと思います。

    とりあえず今日は以上です。ご返答などは体調と時間が許す時で構いません。
    よろしくお願いいたします。

    余談ですが2年前にコメントした記事みつかりましたので紹介します。
    http://purepure.wp.xdomain.jp/archives/1028
    この時も等位相だとかWilsonやDunlavyが良いとか、今と同じような話をしていましたね。

    • 名前:purepure 投稿日:2016/09/17(土) 00:27:21 ID:27d55db94

      To:yohineさんへ
      新しく提示して頂いた音源を聴いてみました。

      s1の方が長く聴けそうな印象です。
      s2はエコー感が強いため、長く聴いているとダメそうな気配があります。

      >これならセッティングによる違和感は大幅に改善していると思いたいです。

      ご期待通り、大幅に改善されています。
      今回の音源はワンポイント録音と同一ではないとは感じますが、
      ブログで掲載されていた音源のような辛さはありませんでした。

      ただ、AK4495S_OAとAK4495S_OBは、
      何か出てはいけない音が出ているように聞こえます。
      IIRフィルタほどではないですが何か違和感があります。
      この音だとやはり私の耳が参ってしまうため聴き込めない印象です。
      なお、DAVEの方は問題ありませんでした。

      >低周波の位相に対してはそこまでシビアではないのかもしれません。

      仰るとおりだと思います。
      スピーカーがブックシェルフで低域の表現力には限界を感じていますし、
      密閉が嫌いでバフレフの音が問題ないという感覚なので、
      低周波の位相はあまり気にならないのでしょう。

      >もしかしたら録音後のEQ処理も高域さえいじっていなければ高域位相のずれはないですから、録音後アナログでローカットしている程度の加工なら許容できるのではないかと思いました。DACのフィルタは最高域にかかるフィルタなのでそこの位相ズレは大問題となった可能性が高いです。スピーカも高域位相が素直なものなら許容出来るのだと思います。

      なるほど、理屈的に考えるとそういうことなのですね。
      トライパスTA2020の-12dB/octのLPFで位相ズレを感じませんでしたので、
      「位相が素直なものなら許容できる」というご指摘の通りなのでしょう。

      >余談ですが2年前にコメントした記事みつかりましたので紹介します。

      今回の記事でリンクさせた記事でコメントを頂いていたのですか。
      全く気づいていませんでした。
      2014年1月は鍼灸治療を始めた直後でして、
      一番身体が参っていた時期で記憶がほとんど残っていません。

      今回の記事を書く際に過去記事を何度も確認した私が
      コメントに気づかないということは、今のレイアウトには
      問題があるということなので、ちょっと何か考えます。

  5. 名前:yohine 投稿日:2016/09/17(土) 10:57:26 ID:1d4a87148 返信

    確認ありがとうございます。
    前回より理論上向上していることが実際に確認できて良かったです。
    そして位相についてはブラインドで聞き分けできていると思います。

    S1とS2のセッティングの違いはマイクとSPの距離です。S2が近く、S1は部屋で最も遠い距離です。ユニットごとの到達時間差は距離が遠いほうが誤差は少なくなるはずなのでS1のほうが良いはずです。(絶対的な発音タイミングのズレ自体はなくなりませんが)

    S2の位置はツイータとスコーカのタイミングがS1と逆転する位置にあえて置きました。極端な場所なのでユニットごとの到達時間はS1と大幅に異なります。S2のほうが良い部分もあるはずですが、全体の位相ズレとして見たらS2のほうがS1よりかなり大きいと思います。

    AK4495で問題になりそうなのはDAC出力の後ろにあるアナログフィルタです。DACでは通常デジタルフィルタ以外にアナログフィルタが搭載されていますが、デルタシグマDACではほぼ必須とされている要素です。これがIIRと同様に位相ズレの要因になります。大体100kHz以上の帯域外ノイズを取るためのアナログフィルタです。当方のものは矩形波応答の綺麗さを重視している設定なので一般的なリファレンス回路より違和感は少ないはずですが、それでも極僅かに帯域内で位相ズレが生じる計算です。そこはDAVEと比べたら不利な部分でしょう。

    DAVEではデジタル段の処理が格段に高度ですから出力段のフィルタはかなり簡素なものになっているはずです。違和感が少ない理由はそこにあるとおもいます。

    そしてここから通常のデルタシグマDACがNGで、R2RDACでOKな理由もわかります。

    よく出来たR2RDACではこのアナログフィルタが原理的に不要です。MSBのDACモジュールもアナログフィルタは不要でした。なのでR2Rが良かった最大の理由は帯域外ノイズそのものがなく、ノイズを取るためのアナログフィルタが不要、または軽量で済むことでしょう。

    通常のデルタシグマではアナログフィルタが必須になりますのでこの部分で許容できない位相ズレが生じるものと思われます。Hugo以降のChordが例外的に大丈夫なのは上記の通り大規模な演算でほぼ完璧なアナログ波形をデジタル領域の等位相フィルタで処理していることです。そのため位相ズレを引き起こすアナログフィルタがほぼ不要になるわけです。

    デルタシグマで問題がないDACはデジタルフィルタがFIRフィルタかつ、アナログフィルタ部が簡素または音声帯域内の位相ズレを起こさない設計のものということになりそうです。

    >トライパスTA2020の-12dB/octのLPFで位相ズレを感じません

    これは不思議ですね。アナログフィルタでも位相ズレを感じない理由はちょっと現時点でもわからないです。やっていることはDACのフィルタと同じはずなのですが…。

    >今回の記事でリンクさせた記事でコメントを頂いていたのですか。
    >全く気づいていませんでした。

    私の方は全く気にしておりませんので大丈夫です。大分前ですし、しかも私も返答をしばらく見ておらず返答もしていませんでしたので…。

    • 名前:purepure 投稿日:2016/09/18(日) 00:18:24 ID:e45a82926

      >デルタシグマで問題がないDACはデジタルフィルタがFIRフィルタかつ、アナログフィルタ部が簡素または音声帯域内の位相ズレを起こさない設計のものということになりそうです。

      DAC-ICでデルタシグマ変調しているものが大概ダメで
      FPGAでデルタシグマ変調しているものはそれほど問題がない
      という状態でしたので、デルタシグマ変調か後段のフィルタに
      問題があるのかと思っていました。

      >アナログフィルタでも位相ズレを感じない理由はちょっと現時点でもわからないです。

      今までの私の経験では、アナログフィルタで違和感を感じたものは
      1つもなくて、デジタル演算したものは大体ダメでした。
      私のNOSDACにも高域特性を完全にフラットにするFIRフィルタが
      あるのですが、それを使うと聴けなくなります。

      なお、古いマルチビットDACで素直に作ったものなら問題なくて、
      昔のDACでよく使われていた3次ベッセルフィルターは大丈夫です。
      バターワースフィルタは家で聞いたことがないので何とも言えません。
      1bitMASHもビットストリームも大丈夫だったので、
      どうしてデルタシグマDACだけダメなのかは正直謎です。

      なお、foobar2000でDSD->PCM変換したものも大丈夫です。
      ほんと、よく分からないという以外に説明のしようがありません。

  6. 名前:yohine 投稿日:2016/09/20(火) 14:06:43 ID:81758234a 返信

    返答を読んで色々考えたのですが、現状では共通する要素が思い浮かびませんでした。

    D級アンプ+アナログフィルタとデルタシグマDACは動作が似ている部分もあるのですが、これで違和感の出方が違うというのが原因不明です。アナログフィルタのみの構成は大丈夫ということなので、鍵はデジタルのフィルタにありそうな雰囲気ですが、逆にデジタルフィルタでもFPGA等を使用した規模の大きいFIRでは問題が起きにくいとのことなので、こうなるとますますOK/NGの共通点が見えないですね。

    アナログフィルタとデジタルフィルタは波形と位相ズレの挙動はほとんど同一のはずなのですが…。

    唯一関係ありそうなパラメータは時系列の密度です。アナログは無限の時系列の密度がありますが、デジタルだと扱うサンプル周波数で有限の時系列密度しか持てないです。そこでフィルタを掛けた場合の不完全さに違和感を感じるのではないかと考えました。そうであればDAVEでOKでAK4495SでNGな理由もわかります。DAVEのように通常のICより遥かに高い時系列密度でフィルタ処理をすることでのみデジタルの違和感が緩和されるのではないかと。フィルタに関しては時系列密度が重要、今はそれくらいしか考えられませんでした。

    こうなると不思議なのがNOSDACです。時系列密度は記録されたサンプル周波数そのもので、オーバーサンプルされた密度よりずっと低い状態のはずですが、NOSDACについては例外的に違和感がないことです。全くフィルタを使っていないので素直な立ち上がりである、と言ってしまえばそれまでなのですが、上記のような高密度FIRまたはアナログIIRはOK、NOSDACはOK、低密度のFIRとIIRがNG、というような結果が出ると根拠がよくわからなくなってしまいます。

    NOSDAC派(タイムドメイン派?)は知っている限り4人ほどで、それ以外の大半の方はデルタシグマDACの違和感を感じないのが普通です。そうでなければ大衆向けとしてデルタシグマDACは売れずに、NOSDACばかりになっているはずです。

    もうこのあたりは(悪い意味ではなくて)色盲の方のような特殊感覚をお持ちなのかもしれません。彼らは単に色が見えないだけじゃなくて、普通の人に見えないものが見えたりすることがあります。そもそももともと持っている感覚自体が違う、そのように思いました。

    たとえば私には位相ズレは高音の滲みと定位のブレ程度にしか感じないですし、大幅に位相ズレがあってもそういう音として認識するので、それが即聞くに堪えない違和感とはなりません。むしろ位相の変化を音作りに利用することもあるくらいです。デジタルEQもFIRとIIRは音楽と音色によって使い分けることはありますし、デジタルのIIRがだめという感覚も全く無いです。

    いろいろとありがとうございました。まだまだわからないことがたくさんありますが、今回のやり取りは参考になる事項がたくさんありました。

    • 名前:purepure 投稿日:2016/09/22(木) 00:25:17 ID:c7989e704

      こちらこそいろいろと考察して頂いて有難うございました。

      私の方もいろいろと参考になりました。

      >高密度FIRまたはアナログIIRはOK、NOSDACはOK、低密度のFIRとIIRがNG、というような結果が出ると根拠がよくわからなくなってしまいます。

      お伝えした情報はあくまで私の認識しているものでしかないため、
      不正確なところがあるのかもしれません。

      アナログフィルタやエフェクタで今まで違和感を感じたことがないのは
      事実ですが、私が具体的に挙げられるのは3次ベッセルフィルタや
      一般的なパッシブ回路などの位相特性が極めて素直なものばかりです。

      CD黎明期の7次とか9次くらいの強力なフィルタは聴いたことが
      ありませんし、位相変化が大きいチェビシェフフィルタだと
      ダメな可能性だってあります。

      >アナログフィルタとデジタルフィルタは波形と位相ズレの挙動はほとんど同一のはずなのですが…。

      そこはアナログボリュームとデジタルボリューム、フェーダーや
      プリの差などでも同じようなことが言えるのではないでしょうか。
      挙動がどんなに同じように見えても明らかに違いがあることだけは
      間違いないのだと思います。

      >もともと持っている感覚自体が違う

      私としては育てていった感覚なので、何とも難しいところです。
      私は位相の他に音の色も見えますが、Dynaudioのスピーカーを
      使っていなければ、今みたいな感覚は得られていないと思います。

      今の私が音楽を聴いて知覚できるもののほとんどが後天的に
      獲得したものです。私は味覚も同じようにして鍛えましたし、
      私と似た感覚をお持ちの方も少ないですがいらっしゃいます。
      一般の方が思うよりずっと人間の感覚には伸びしろがある印象です。

      >むしろ位相の変化を音作りに利用することもあるくらいです。

      これは私には全く思いつかない視点でした。

      別の記事で挙げられていたハナヤマタの音源も同じように
      位相を弄った音源でしたし、位相操作を音色作りと考える
      という視点は私にはとても持てないものでした。

      音楽表現の1つと考えると深いなと思います。

  7. 名前:Keep 投稿日:2017/02/23(木) 17:47:16 ID:80780d899 返信

    位相がずれない=プリエコーが発生する
    位相がずれる=プリエコーが発生しない
    のトレードオフなのを知らない人大杉w

    プリエコーが発生するようになったのはデジタルで音声を先読みするフィルターが開発できるようになったから、
    よって、プリエコーが発生した時点で現代的な音になる。

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