しばらく頑張ってみましたが、
一向に音楽性が戻ってこないので一旦〆ることにしました。
ATX電源の時から比べたらそりゃいいことは間違いないですが、
費用や労力に全然見合ってないし同じ電圧の出力を共有したら劣化するしで、
リニア電源駆動はかなり難しいことが分かりました。
これをメーカーが製品化しようとしたら100万円やそこらでは到底無理です。
やれば100%音質が向上するのは分かりきっているのに
誰も製品化しようとしない理由がよく分かりました。
音質ですが、クラシック音源の解釈の難易度が上がっています。
今までと鳴り方が違いすぎて何が正しいのか分からない状態です。
あんまり道を外れた鳴り方をする機材は大体正しくないのですが、
真っ当に電源を強化しただけで道を外れるとはとても思えず、
しばらく私の耳をエージングしていかないとダメな感じです。
半年後くらいに真価が分かるようになるといいな。
(半分以上負け惜しみ)
12v:6A:(CPU。負荷を上げると電流が足りなくて落ちます)
12v:6A:(ATX12v。3Aで足りますが電源が無かった)
12v:2A:(VIDEO。ベンチマークを走らせると落ちます)
12v:1.2A:(HDDの12vライン。7200rpmだと落ちるかも)
3.3v:3A:(ATX3.3v。3Aないと動きません)
5v:6A:(ATX5v。5A必要です)
5v:3A:(HDDの5vラインとPWR_OKとVSBを共有。3Aないと落ちます)
全体的に容量が全然足りないためギリギリです。
3Aの安定化電源が1台壊れたのが計算外でした。
ま、ここまでの無茶をやる人が今後出てくるとは思えませんが、
どうぞ参考にしてください。
TA2020に日本で買うと1つ5000円するコンデンサを使うとか、
無茶をすることに関しては定評がある私。
ま、アマチュアならではの素人思考ですよね。
下の記事には起動シーケンスを載せてあります。
興味深い記事ありがとうございます。
音質の違和感ですが、独立した安定化電源を7台接続されていると、多数の接続コード(グランド側)がマザーボードのグランドに繋がるためグランドループが多数発生し、コモンモードノイズの問題と併せてノイズ(かならずしも聞こえなくても)や安定性の面で悩ましい状態になっている可能性が高く、音質面への影響が相当発生している可能性があるのではと思います。
私はノートパソコン用のマザーボードを用いたディスクトップパソコンをリニア電源化してかなりの効果を得ています。
この場合、リニア電源としては単一の電圧(私のマザーでは19.5V)を供給するだけで良く、グランドループやコモンモードノイズなどの問題をかなり回避できます。
マザーボードに内蔵のDC/DCコンバータ(スイッチング電源)によるノイズ発生の問題は残りますが、どのみちATX電源を使用しているマザーボードもCPU用等のDC/DCコンバータ(スイッチング電源)は存在しますので、グランド周りのシンプルとノイズ耐性の面からはメリットが大きいと思います。
一度お試しされてはと思います。