ええと、DACに振動対策しただけで、数百万使って
改善されなかった問題に改善の気配が・・・。
恐るべし振動対策、恐るべしオーディオの世界。
以下本題。
少しアクセサリにお金を使おうと思って、
サンシャインの超薄型制振シートA-40を買ってみました。
元々、機材への振動対策はいろいろやってきてはいましたが、
どうにもネットで騒がれているほど効果が出なくて。
ちょっと前に導入したウェルフロートボードだって
巷ではかなりの効果が出ているとのことですが、
私のところでは機材に使った場合はほとんど効果がなくて。
どうやら素材の使い方にいろいろ問題があったようです。
効いた:
・ラック-> 制振シート-> 真鍮サイコロ-> 機材の底板
効かなかった:
・ラック-> 機材(足はゴム)
・ラック-> サクラ材-> 機材の底板
・ラック-> 制振シート-> 機材(足はゴム)
・ラック-> 制振シート-> サクラ材-> 機材(足はゴム)
・ラック-> ウェルフロート -> 機材(足はゴム)
・ラック-> ウェルフロート-> サクラ材-> 機材(足はゴム)
ちなみに、ラックはクアドラのQ4Dです。
これから導き出されることは、振動対策を本気でやる場合、
ゴムや木材などの柔らかい素材はダメということでしょうか。
なるほど、ローゼンクランツの貝崎さんの言う通りだったのか。
ということは、水晶はいけるかもしれないんだな。
ちょうど、インシュレーターで最高評価を得ている
KRYNAのD-PROPがモデルチェンジで安くなっているので、
これを試してみたいという気持ちが沸いてきました。
今なら効果が出てもおかしくないはず。
D-PROPは一度、お茶の水ユニオンでデモを聞いてきたのですが、
やっぱり思ったほどの効果は得られなくて導入を止めた経緯があります。
その時も、木製ラック-> D-PROP ->機材の底板 という感じでしたし、
そこそこ変化はしていましたが、その場で購入されていた方は
いなかったように見えました。
アクセサリを導入したおかげで今まで聴けなかった音楽が聞けるように
なる経験をしてしまうと、際限なくいろいろ試してみたくなりますね。
うまく気持ちをコントロールしていかないとな・・・。
サンシャイン(ABA) 超薄型制振シート(クリーム)A-40
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で、音は?
・響きの不自然だった箇所が軒並み改善された。
蟲音 続
鬼束ちひろ
桃華月憚 華奏楽集
・打ち込み楽曲の音の混濁が解けて、悪いなりに聞けるようになった。
異能バトルのOP/ED
冴えカノのED
Kalafina「believe」
その他打ち込み系楽曲全般
・声の強いところで鋭すぎたところが改善された
古楽の優秀録音
「蟲音 続」がとても分かりやすかったです。
Track8「蟲師・続章」とかTrack9「深淵 (改)」がいいかな。
鈴の音の伸びと響きの不自然さがどうしても解消されず、
音質はいいけど納得できないところがずっとあったのですが、
これが相当落ち着きました。(全部取れたとは言いません)
少し色がモノクロ寄りになっていますが、
それは調整次第で何とかなると思いたい。
ちょっと音が変わりすぎなので、
何回か戻したりして確認を続けてみようと思います。
こういう場合、元に戻すと意外と聞けるんですよね。
何回か確認してよさそうなら、制振シートはあと2枚追加で
買って、アンプとクリーン電源に使ってみようと思います。