ラブライブ ススメ→トゥモロウ / START:DASH!! @ e-onkyo
1期は最終話の一つ手前まで見ていたので
START:DASH!!は知ってます。
START:DASH!!は何種類かあって、
・1期アニメ3話の挿入歌(3人、未CD化)
・CDの9人バージョン
・ハイレゾの3人バージョン(今回配信開始)
こんな感じでしょうか。
完成度は3人バージョンの方が高いので個人的に嬉しい。
で、問題は音。
作りがバラバラで比較して書くとめっさ大変。
なのでざっくり書きます。
・1期アニメ3話の挿入歌(3人)
TV放送をさらに圧縮したものしかないので
その点はご了承ください。
音圧はこれが一番普通かな。(よくある音という意味で)
デジタル編集の違和感あり、シグマデルタの違和感あり。
違和感がとにかく酷くて聞いていられない。
帯域バランスは普通です。こういう詰め込み系の楽曲で
帯域バランスが崩れていないのは評価すべき。
・CDの9人バージョン
デジタル編集の違和感あり、シグマデルタの違和感あり。
音圧アゲアゲ。個々の音は普通。
帯域バランス問題なし。
・ハイレゾの3人バージョン(今回配信開始)
すっきりしたけどドンシャリ。
音圧アゲアゲですが圧迫感はあまり感じないので、
上手く作っていると思います。
音はかなり細かくなってます。音源はこの程度にして、
あとは試聴側でDSDアップサンプリングして、
粉っぽいのを消しましょうという考えなのかな。
デジタル編集の違和感は大分減っています。
シグマデルタの違和感はないと言っていいです。
確実にProToolsの方でなんかあったと言い切れる。
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軽くまとめてみる
ProToolsが確実によくなってます。
もっと早くに対策をいれてほしかったけど。
このハイレゾは細かい音を入れました~という音がするので、
こういう音がハイレゾなんだとは思ってほしくない。
もっと自然にもっと繊細な音を入れられるのが本当のハイレゾなので。
荒く収録して編集で細かくした感覚が拭えません。
デジタルの違和感の入り方が極端なので、
このくらい差があると違和感の存在を知覚できる人が出てくるかも。
あんまり期待しないで見ておこう。
個々の音の質感にあまり改善が見られないのは他のリマスタ作品と同じ。
やっぱり録音の時に如何にいい音で録るかが重要なのは、
今も昔も変わらないということでしょう。
なんだかんだ言いましたが音質は確実に大きく向上しています。
曲が好きな人は買って損はないと思います。