私はこういう記事を書きたかったんです・・・。
出てくるの遅いよ。
Filo Machado & Gennoshin 『F to G』 @ e-onkyo
しかしこれ、誰が関わったのか分かりにくい・・・。
・フィロー・マシャード(ギター/ヴォーカル)
・安井源之新(パーカッション)
・アンドレ・メマーリ(ピアノ)
こうかな。
曲的には9曲目あたりから面白いです。
音質は文句なくいいですが、指摘したいのはそこじゃない。
最近の音源に共通する弱点だった、
質感の低さ、音楽性の低さ、デジタル編集の違和感が
克服されているのが特筆すべき長所。
アナログマスタ並の高い質感、デジタル編集の高いSN比、
それらを統合して高い音楽性を作り上げる技術力と音楽的感性。
エンジニアはこういう仕事をしないと・・・。
録音レベルが相当低いのも特徴。
リミッターがほとんど入っていない音がします。
音量を目一杯上げても音が歪みません。
DSDマスタリングは伊達ではないということか、
それともエンジニアの腕がいいだけか。
それは、今後発売される音源を聴いて判断することにします。
尚、今作のコ・プロデュース&エンジニアをつとめるのは小野リサ、ジョイスらを
手掛けることでも知られる吉田和雄。またオノセイゲン率いるSaidera Masteringの
森崎雅人が手掛けたDSDマスタリングの音質を是非お楽しみ頂きたい。
このメンバーは今後要注目です。
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こういう音楽は趣味じゃないんだけど
このレベルの音源が増えてくると音楽産業は復活すると思う。
果たしてどこまで評価されるだろうか・・・。