私は音を聞いた上で反対派に票を入れます。
ネット上では絶賛の嵐なので読みたくない方はここで戻ってください。
よろしくお願いします。
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それでもPCオーディオよりは上だと思います
新DACのUSB接続よりは上だと思います。(PC側Windows7 64bit)
ただ、Luxman D-05に完敗します。
5万で30万のプレイヤーにそこそこ迫るトラポが手に入ると
思う人は買えばいいんじゃないでしょうか。
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私のSDTrans384の電源はこちら
TEXIO安定化電源より5v供給 by PPP。
電池駆動には少し劣ると思います。
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音の細目(CDフォーマット)
試聴曲:Lia 絆色
比較トラポ:Luxman D-05、SDTrans384、新DAC-USB接続
使用DAC:新DAC
・D-05
中域の密度感、中低域の安定感、
音楽としての完成度で大きく優位。
・USB接続
中域が薄くて安定感でも及ばず。
柔らかさと耳当たりのよさが取り柄。
・SDTrans384
静けさとか、とげのなさなどのオーディオ的要素は高い位置に
いるのですが、音が音楽として成立していない大問題を
抱えているのでマイナス。淡々と音が鳴っているだけ。
D-05に変えると音楽を聴いているなーという実感が得られます。
D-05 > SDTrans384、新DAC-USB接続という感じ。
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音の細目(24bit 176.4KHz)
試聴盤:If Haydn Had Written For Oboe, vol.2よりトラック03
比較トラポ:SDTrans384、新DAC-USB接続
使用DAC:新DAC
このレベルの優秀録音での比較となるとほとんど差は出ません。
静寂さがあってくっきりはっきり系のSDTrans384と、
柔らかさのUSB接続という感じでしょうか。
ブラインドで機材を当てることはできますが、
(15回やって正答率100%なら十分でしょう)
どちらも私の基準値を越えた音が出ているので比較できません。
ハイレゾ用途であれば、SDTrans384は悪くないかも。
音は違いますがクオリティでは両者に優劣つかず。
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USB接続とS/PDIF接続は比較しづらい
どちらもデジタル接続のはずなのに音量が違うのは何故だろう。
S/PDIFの方が少し大きいです。
音量の分を差し引かないといけないので比較は大変でした。
SDTrans384は音がそっけないというか薄いんですよね。
色的にも厚み的にも。
ただ、D-05には低域を少しだけ厚くする脚色が入っているので、
音的にはSDTrans384の方が正しいのかもしれませんが。
TAD-D600みたいな凄みがあればSDTrans384も評価するんですけど、
そこまでの力みたいなものがなかったので低評価になっています。
たっぷり1000時間エージングしてこれなので、
多分これ以上の上乗せは厳しいでしょう。
#SDTrans384
purepure 様
はじめまして。
SDTrans384は僕も所有していますが、WAV再生に関しては、ほぼ同意見です。
なんというか正確な音なんですけど、聞いていて楽しくないんですよね。
ただ、はっきりくっきり系にありがちなとげとげしさはなく、滑らかであるとは思いました。
個人的には、SDTrans384の肝はPCを使わずにDSD再生ができることだと思います。
また、DSD256まで再生できるのも人によっては魅力的なんだろうと思いました。
僕が購入した理由もDSD再生ができるという一点のみでした。
DSD再生ですとボーカルは艶やかになり、音の厚みも十分だと思います。
ただ、はっきりくっきり感は大分後退して、柔らかい音になります。
しかし、SDTrans384でDSD再生ができる市販のDACは僕の知っている限りではFIDELIXとAITLABOしかないので、この二つが気に入らないと自作しかないのが難点です。
また、Luxman D-05に完敗とのことですが、他のサイトの方でD-06とSDTrans384の所有者の方が、二つのトラポの違いは判らないとおっしゃっておられました。
どのように音楽を聴きたいかによっても大分評価は変わるのでしょうね。
僕は、昨今主流の高解像度系が好みではなく、女性ボーカルの表情がよく見える中域の濃い音が好みで、真空管アンプを使っているような者ですので、WAVの再生に関しては世間の評判ほどSDTrans384の評価は高くありません。
ただ、値段を考えれば、良い物だとは思います。
また、DSD再生機としての評価ならば大分高いです。
DACの自作で試行錯誤が辛くもあり、楽しくもあるところです。
それでも世間ほどの圧倒的評価にはなりませんが。