元々、評価する基準が大きく異なっているのですが、
今回はちょっと面白い方向にズレたなという印象があります。
レビュー記事はこちらから
逸品館さんのD-05uのレビュー
私のレビューはこちら
今回注目したいポイント
(大変なので以後は敬称略します)
目指している方向が決定的に違うのが以下の2点
私:違和感のある音源は違和感のあるままがいい。
私が満足すればそれでいい。逸品館:違和感のある音源でも鳴らせる方がいい。
多数いるお客に有意義な選択肢を提供しなければならない。
立場による違いはどうしたって発生します。
ただ、今回のLuxmanの新型プレイヤーに関しては、
逸品館では『違和感』という言葉を多用されています。
違和感のある音源を違和感なく鳴らすのが今までの主題だったのに、
いつから鞍替えしたんだろうと思ったくらいです。
2015年に入ってから、今まで多用されていたヒラリー・ハーンの音源を
使わなくなっているのが一因なのかなと思いました。
この音源はかなり録音が酷いのに、オーディオの試聴会で
バロックの先鋒として使われるのが個人的に本当に悔しくて。
古楽聴きとして、優秀録音にこれが上がってくることは到底許せません。
音質に関係なく演奏を聞ける人ならそれでもいいのでしょうけれど、
それは優秀演奏であって優秀録音とは違う訳で・・・。
ついでに、諏訪内晶子とレイチェル・ポッジャーの音源もアウトです。
(ここまで全て、バッハのヴァイオリン協奏曲集に限って、です)
・・・と、話を戻します。
音源の違和感をなくすことがよいと言っていた逸品館がD-05uをいいと書き、
さらに、アップサンプリングが入ったD-06uとD-08uをダメと書く。
違和感が出なくなることを嫌う&アップサンプリングが嫌いな私が、
D-05uをダメと書き、D-06uとD-08uをいいと書く。
本当に不思議です。
音源の違和感が出なくなることを私が嫌うのは、
『違和感が出なくなる=音の細かい機微が見えなくなる』という過去の
記憶があるからで、私がアップサンプリングを嫌うのも同様の理由です。
ところが、D-06uとD-08uは音源の違和感は消えてしまいますが
細かい機微はかなりよく出るため評価が上がっています。
どの音源を聞いても楽しいし、私には評価を下げる理由がありませんでした。
どんな音源でも美しく鳴るので、好みなら大変お買い得だと思いますよ?
今回のLuxmanの新機種は3種とも大きく音が違うので、
実際に聴き比べてみると面白いと思います。
こんにちは。
お体の調子は如何ですか。
難しいですね。
purepureさんは全否定出来るけれど、お店は商売だから、出来ませんね。
最終的には自宅に持ち込んでどうかということで....
50万円台の一台より35万円の2台売りたいのではないでしょうか。
逸品館さんは中古も扱っていて、もし気に入らなければ6割くらいで買い取りもしていたような....
絶対的な音源を持っていれば、あまり評価がぐらつかないのでしょうが、評価者の体調もかなり効いてくるので....
私も元気なときと、疲れているときで好みが違うし、病気のときは、ほとんど聴いていないですね。
ここまでくると(歳のことです)もうスピーカーしか興味が沸きませんが....