長らく購入候補No.1だったSS-AR2と、
新しく候補No.1かなと思ったTAD-CE1を比較してきました。
一言で言うと、
今までのスピーカーの延長上に位置しているSS-AR2と、
今までのスピーカーの領域を飛び越えているTAD-CE1と。
これ、勝負にならないよ。
最上級の部屋を用意してミリレベルの調整をすれば
SS-AR2が上回るでしょうけど、そんなのは絵に描いた餅。
悪環境を苦にせずに易々と鳴るTAD-CE1の強さは計り知れない。
TAD-CE1の解像度って相当高レベルなんですね。
解像度はそれほどないのかなと思っていたのですが、
SS-AR2の後に聴いたら大きく差がありました。
解像度押しの機材は聞き込めば聞き込むほど欠点が
目立つものが多いので気をつけないといけないのですが、
店頭で聞く限りTAD-CE1の欠点は見つけられなさそうです。
正直、これ以上は家で聴かないと判断できそうにありません。
・おなかに響く低音は出ない。
・40Hzが出ていないので、映画用、J-POP用としては
物足りない感じが出ることがある。
この2点が妥協できるならTAD-CE1で決まりでしょう。
今回、36~42Hzが出る音源を持っていきましたが、
私は出てなくてもいいかなと思いました。
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SS-AR2も低音は無理に出していないです
こちらもギリギリ40KHzが出てるかなという感じ。
ただし、フロア型なのでおなかに響く低音は出ます。
あと、キャビネットがかなりしっかりしているため
低音がほとんど暴れません。
もうイベントでしか聴けないので売上げは厳しいでしょう。
いいスピーカーなんだけど。
TAD-CE1よさそうですね。環境と好みの違いと思いますが、私はSS-AR2の解像度で十分なために解像度押し系アンプの導入をためらっているのと、SS-AR2の低音で俄然(音ではなく)音楽が楽しく聴けるようになったので、実際導入するかはともかく「飛び越えている」TAD-CE1にはとても興味があります。差し支えなければお店を教えていただけますか?(SS-AR2の展示がとても少ないので買う時も苦労しました)