新製品のプレイヤーD1000の試聴会があって
行ってきましたけど、
私にはあの音は受け入れられない。
お茶の水ユニオン1Fのアキュフェーズ一式と、
中古のB&W805 Signature(アルミ)との
セットの方が、よっぽど音楽になってました。
構成はこんな感じ。
SACDP:TAD D1000
Pre:TAD C600
Pow:TAD M2500
SP:TAD E-1K
問題は音色感の無さと音楽性の無さ。
描画がモノクロ。色がついてない。
でも現代ハイエンドの基準は満たしてる。
開発側がこの不一致に気付かないと、
いつまで経っても音楽的観点で欧米に勝てる機材は生まれない。
「色をつけない」と言う意味を勘違いしてます。
音楽性を削いで色を消しちゃダメなんですよ。
元から音源に含まれている色を消して、
「色をつけない」「脚色しない」というのは間違ってる。
TADのReferenceシリーズはその点違っていて、
音楽性と音の凄味を両立させているのですが、
今回はそのカケラがどこにも見当たらなかった・・・。
うーん、この程度なのか?
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デジタルフィルタの仕様を聴いてくるのを忘れた
クロックが88.2KHzなのはいいとして、
じゃあ、デジタルフィルタのオーバーサンプリング数は?
DAC-ICがPCM1794Aだから内蔵の8倍のものを使ってるのかな。
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SACDもPCM変換&ダウンクロックする点が気になって
2LとCaroMitisの音源を聴いてきましたけど、
フォーマットの器は少し小さくなっている感じがします。
私のところでDSD->PCM変換した時のように
高域に少しささくれが出ています。
ま、それより何より色がモノクロなのがね・・・。
色をつけると元の音色を消し去るほど付けすぎるし。
極端なんだよなあ・・・日本の製品って。
ほんとに色彩感の感じられない機器が多いですよね。D-1000と2百万のTADのスピーカーを以前聴きましたけど何の記憶もありません。フォステクスのスピーカーもしかり、白と黒だけのモノクロ表現で、歌手が人間とは思えない音質でした。でも評価する人達もいる・・9割の石をかき分けて1割の玉を見つけるのがオーディオですかね。