ミドルクラスを軽々と超えてくる新興メーカーのプレイヤー達 #Lumin A1

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今回はLumin A1というネットワークプレイヤーのご紹介。
価格は100万円です。
これが実にあっさりと100万クラスの
SACDプレイヤー以上の音が出るんですよ・・・。
オーディオ専業メーカーじゃないんですよ?
中国製造ですよ?
なのに国産メーカーが四苦八苦しているレベルを軽々と超えてくる。
ナニコレ、ですよ、本当に。

スフォルツァートもそうですが、
ミドルクラスのネットワークプレイヤーは明らかに基礎点が高い。
S/PDIFの呪縛でクオリティが伸びないDACより全然上。
私の中の構図は下のような感じ。
 ネットワークプレイヤー > SACDプレイヤー >> DAC

DACってどこがいいの?状態です。
本当に格下です。

Luminのスペックは下のサイトから転載。
Luminから、「 S1 」「 A1 」「 T1 」「 D1 」Network Music Player登場!!

Lumin A1
・The original LUMIN
・One of the best-reviewed audio products of 2013
・Precision-machined from a solid block of aluminium
・Wolfson WM8741 DAC chips, 1chip per channel
・External dual-toroidal power supply
・HDMI output
・PCM 44.1kHz-192kHz, 16-24bit
・DSD 2.8MHz, 1bit

最上位クラスはDAC-ICにES9018を使うらしく、
きっと私の好みには合わなくなると思います。

今回の試聴システムはこちら。
・NAS DELA N1Z
・NAS Baffallo LS421D0402P
・NWP Lumin A1
・NWP スフォルツァート DSP-03
・AMP Soulnote ma1.0
・SP B&W 805Diamond

DELA N1Zによる加点は今回そこまで感じませんでした。
違いは間違いなくありますが、
この差に80万を出せるかというと出せない。
20万なら考えるかなくらいの差でした。

Lumin A1とDSP-03を比較すると、
オーディオ的視点で見ると全項目でDSP-03が少々上。
特に、低域の解像度、定位のブレの無さ、音の分離などで
DSP-03が1枚から1枚半くらい上でした。

代わりに響き、艶、音色、音楽の楽しさといった観点でA1が上。
ただ、音が少し混濁するところがあるのと、
音量を上げると音像が滲んで重なったりするところが減点。
それでも100万クラスの実力はあるんですけどね。

音の充実度、中域の密度感、などと言った項目はどちらも
高い位置で安定していて、最近のオーディオ巡業でDACをいろいろ
聞いていた意味が全くないなあと思うくらい差がありました。

しかし、ここまで音質的に圧倒的な差があるのに、
巷でネットワークプレイヤーがほとんど噂にもなっていないのが
納得いかないというか何と言うか。

聞いたことある人少ないのかなあ。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^
Lumin A1もDSP-03と同様に脚色はほとんどありません

故に、上流の特性を素直に出すシステムじゃないと、
よさが全く分かりません。
このプレイヤー達の真価を見抜くのに150万もいらないと思いますけど、
売れてる機材は特性を隠す製品ばかりだから難しいのかな・・・。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^
私のシステムとの基礎点の差が大きい

差があるのは分かってはいたけれど、
低域の解像度については本当にどうしようもない・・・。
自分のシステムに慣れるまで2時間近く掛かりました。

もう、私のシステムは小音量専用と割り切った方がいいかも。
ほんと凹むわ・・・。

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『ミドルクラスを軽々と超えてくる新興メーカーのプレイヤー達 #Lumin A1』へのコメント

  1. 名前:Lumin A1 S1 試聴会こぼれ話 | purepureさんの個人的日常 待避所 投稿日:2014/08/12(火) 00:40:22 ID:88b00f56d 返信

    […]  私の認識は以下の記事のままで変わりません。  ミドルクラスを軽々と超えてくる新興メーカーのプレイヤー達 #Lumin A1 […]

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