ベンゾジアゼピン系の常用量依存症の治し方

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私が行った断薬の仕方と考え方を紹介します。
これを参考にして皆さんも断薬に挑戦してみてください。

私のように1ヶ月も寝こむことになるような強い発作があった場合は
こういう薬も必要なのかもしれませんが、
鬱や不眠で使うには薬効が少し強すぎる上に
飲んだところで治らないので、さっさと止めたほうがいいと思います。

ただ、入念に準備してかなりの時間をかけないと高い確率で失敗します。
(再度断薬しようとした時に難易度が飛躍的に上がります)
1年くらい掛かってもいいと考えるくらいがちょうどいいと思います。

#2016-06更新 断薬後2年半経過したので記事を追加
#2016-11更新 断薬に失敗された方への記事を追加
#2017-05更新 「気持ちの在り方」についての記事を追加しました
#2017-05更新 「あきらめること」についての記事を追加しました

減薬するのに大切なこと(減薬の基本になる考え方)

・医者と薬剤師に協力してもらう。
・薬の血中濃度をゆっくり下げることを考える。
・手帳を買って飲んだ時間と量を記録する。
・頑張り過ぎない、可能な限り人の手を借りる。

この4つは常に頭に入れて考えるようにしましょう。
人任せにしていては断薬は成功しません。

あと、このブログはあくまでオーディオが主体なので、
いずれ別サイトに分けようかと考えています。
ジャンルごとに分けた方が読みやすいみたいなので。

医者と薬剤師にお願いすること

医者と薬剤師に協力してもらうのは必須です。
2014年の秋から精神科で薬をたくさん出すと診療報酬が
減るようになったため、医者も協力的になっています。
断薬、減薬のためだけに医者を変えることも考えたほうがいいかも。
会話の成立する医者じゃないと断薬を継続するのは難しいです。

薬剤師さんには薬を割ってもらったり、
粉末にして1/4や1/8といった量にしてもらうのをお願いします。

薬は1錠からしか処方できないと思っている医者は多いので、
薬剤師さんに相談してから医者に掛け合うとスムーズに行きます。
薬の作成に手間がかかるため僅かですが手数料を取られますが、
見返りはとても大きいので、喜んで支払いましょう。

血中濃度との戦い

ここであまり知られていないコツをご紹介。

・服用量の半分くらいまでは数日で減らせますが、そこからが大変。
・一度に飲む量を半分にする代わりに飲む回数を倍にすると楽です。
・飲む時間の間隔を少しずつ増やすと楽に減薬できます。

ワイパックスだけかもしれませんが、この薬は
「飲む量を半分にすると薬の効いている時間が大体半分になる」
という法則があります。

なので、一日3回一回一錠より減らせないという人は、
以下のやり方を繰り返すといいと思います。
私はこの方法で3ヶ月程度かけて止めることができました。

・一日6回一回1/2錠にしてみる。
・一日6回ではなく、4時間毎に飲むと考える。
・飲む間隔を少しずつ長くしていく。
・8時間くらいまで伸ばせたら服用量半減を達成したことになります。
 次はまた上に戻って、服用量を半分に減らして4時間毎に飲む。

一日あたりの服用量は変わってないのに最大血中濃度は半分にできる
という画期的な方法なので、ぜひお試しください。

断薬まで3ヶ月というのはちょっと語弊が(2016-08追加)

1つ上の項目で「3ヶ月程度かけて止めた」と書きましたが、
正確には、低容量に耐えられる身体になってから断薬するまで3ヶ月です。
服用量を半分程度に持っていくのは数日だったのですが、
そこから断薬に向けて減らせるようになるのに2年ほど掛かっています。
「少し減らしてみる>離脱反応が激しくて戻す」これを2年続けました。

ですから、3ヶ月程度で止められるんだと思われますと
時間的に急ぎすぎになって失敗すると思います。
ちゃんと補足するべきでした、すみません。

薬を粉末にしてもらうと成功率が上がる理由(2016-08追加)

私が断薬に成功したのは、薬剤師さんに協力を取り付けて
薬を粉末にしてもらったのが大きいです。
自分で割ると1/2の後がいきなり1/4になってしまうのですが、
ここが本当に辛かったです。
50%をいきなり25%にするのは大変すぎるんですよ。

粉末にしてもらうと細かく調整できますから、
そんな無茶をしなくて済みます。
5%ずつくらいでいいのでゆっくり服用量を減らし、
身体の負担を減らしましょう。
少しずつでいいです。急いでもいいことはありません。

最後は我慢比べです

一回あたりの服用量が1/8錠とか1/16錠くらいになったら、
あとは我慢比べになります。離脱症状が出るまで延々と引っ張って、
症状が出たら治まるだけの最低量の薬を飲む。

あとはこの繰り返しです。このあたりまで行くと、
一回の服用で24時間以上凌げるようになると思います。

最後の断薬はもう気合です。
48時間とか96時間くらい断薬ができたら、
あとは酷い離脱症状は来ないと思って止めるしかありません。

一週間止めることができたら、あとは数ヶ月に一回くらい
離脱反応がでるかどうかになります。
ここではもう薬は飲まないようにしましょう。
身体を動かす、バランスよく食事を摂る、身体を温める、
この3つをしっかり守ることで私は改善されていきました。

ちなみに、私の場合は断薬してから6ヶ月経過してますが
離脱症状は出ていません。今後出るかどうかは分かりませんけれど。

注意すること、減薬における考え方

強い離脱症状をできるだけ起こさないように減らしていくことと、
離脱症状が出たら一時的に一回前の服用量に戻すか、
服用する間隔を短くすると身体に負担がかかりません。
一気に減らして強い離脱症状を起こしてしまうと、
恐怖感が強くなって断薬することが非常に難しくなります。

ベンゾジアゼピン系の薬は作用的に問題のある薬なのは
間違いありませんが、多くの方はかなり長い期間飲んでいますから、
急に止めたところで今までの影響が消える訳ではありません。
減薬、断薬は時間の掛かるもの、影響が完全になくなるまでには
数年単位の時間が掛かるということを忘れないようにしましょう。

ネットで薬の問題を読んで恐怖を覚え、
一気に止めようとして失敗してしまう人がとても多いので、
気持ちのコントロールはかなり重要です。
細かくアドバイスしてくれる方は周りにほとんどいないでしょうし。

実際のところ、薬の反応には個人差があるので、
減薬のコントロールは本人にしかできません。
減薬の基本になる考え方を繰り返し思い出し、自分の身体の反応を踏まえ、
今、ベストな調整方法は何なのか、常に考えるようにしましょう。

人任せで断薬することは絶対にできません。

追加分

断薬後、2年半経過して(2016-06追加)

よろしければ、こちらも一緒にお読みください。

ベンゾジアゼピン常用量依存症の断薬のその後(2年半経過)#2016-0710修正
ぼちぼち断薬で検索されてくる方が増えてきているので 断薬した後の記事を書いてみました。 私が行った断薬の方法を書いた記事はこちら。 ...

断薬に失敗した方へ(2016-11追加)

断薬に失敗された方の質問文を引用して
断薬の考え方を少し書いてみました。

ベンゾジアゼピン依存性の断薬の考えかた
1年かけて断薬をしたのにその後1年で離脱症状が酷くなって 元よりも薬の量が増えてしまった方の投稿文を見かけました。 ベンゾジアゼピン...

今一度、振り返ってみる(2017-05追加)

大事なのは気持ちの在り方。ただそれだけ

ベンゾジアゼピンの常用量依存症の記事って役に立ってるのかな
私の記事の中ではPV数が大体上位で安定している記事ですが、 安定しすぎていて誰が見ているの?と思うことはよくあります。 私のやり方で断薬...

「あきらめる」のは大事かもしれない(2017-06追加)

【書評】「あきらめる」健康法。これは想像以上に効果があります
鍼の先生のお薦め本なのですが、 これがなかなか面白いなと思いまして。 自律神経を整える 「あきらめる」健康法 (角川oneテーマ...

この記事をここまで読み進められた方ですと、このままだと
将来どうなるんだろうという事は嫌というほど考えたでしょう。
それで何も良くならなかったということは、
その考えが間違っていたということに他ならなくて。

悲観的に考えていい方向に向かなかったのだから、
そういう風に考えるだけ無駄と捉えましょう。
将来について不安を感じるより、今を大事に、目先楽しく
生きることの方がずっとずっと大事ですから。

ま、そこで「働きたくないでござる」に考え方が転じる人を
この記事は対象とはしていませんので、各自お気をつけ下さい。

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