「自分ができるからって他の人ができると思うなよ?」

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私が鍼の先生に口が酸っぱくなるほど言われている言葉です。

私としては「気になった言葉」カテゴリに入れる内容では
ないのですが、ここに入っていたほうが見やすいかなと思いまして。

なぜ「気になった言葉」に入れる内容ではないと思うの?

私だからできること、私だからできたことってとても少ないと
思っているから、でしょうか。

あと、私が戦ってきたものは内容的にも難易度的にもいろいろおかしいので、
私がクリアできたから他の人でもできるよなんてとても言う気にはなれません。
能力の問題ではなく、普通の人が捨てられないものまで投げ打って戦ってきた
からまだ生きているだけなので、それを他の人にもやれなんて言えないし
思えませんよ。

ま、自分が全力で逃げているのに他人を貶して自分の心を誤魔化して
いる人には容赦しないし、する気もありません。
ここは私が戦っていかないといけない分野なので、
しばらくはいろいろと試行錯誤を続けていく予定です。

タイトルの言葉の本当の意味(2018-0104追加)

鍼の先生が私に対してこう言った理由は、

「私がやってきたことはとても凄いことだから、
 他の人も同じようにできるとは絶対に思うな」

ということでした。

不登校になるレベルの身体で大学に受かり仕事もしていた
ベンゾジアゼピンの常用量依存症を克服している
他に飲み続けていた薬も根性で断薬している
痛みの強い辛い治療を懲りずに続けている
普通の人には難しい思考の転換をいくつもやっている

鍼の先生から見えているのは、このようなあたりですね。
断薬はかなり時間がかかったので設定された目標を全然クリアできなくて
申し訳なかったと思っていたくらいなのですが、そうでもなかったようです。

一見簡単なように見える難しいことをいくつもクリアするというのは
とても難しいことなのですが、その視点で私を見て頂いたのは
鍼の先生が初めてでした。

継続することが普通の人にとってどれだけ難しいことなのか、
それができるだけで抜け出せるよってだけなんですけどね。

タイトルの言葉の意味について、副題

こちらは一般向けの内容です。

人間には得手不得手があって、
更に都合の悪い記憶を無意識に忘れる特性があります。

人が出来ないからって憤慨する人(上司)はとても多いのですが、
自分のことを棚に上げている場合が非常に多いです。
何年も掛かってできたということを忘れていたり、
できたと当人は思っていたのに実は全然できていなかった
ということだってザラにあるでしょう。

それを戒めとして意識しておくだけでも、
いろいろと違いが出てくるのではないかと思います。

人を貶しているだけでは結果的に自分自身に跳ね返ってくると思います。
ま、私の一番身近にそういう人がいるから言うんですけど。
毎日攻撃を受けるので堪ったもんじゃないです。

本当に優秀な人も注意が必要で

中には本当にその人が優秀だからできて、
他の人はできないということも多くあるでしょう。
その場合は特に注意する必要があると思います。
それは、他人が自分と同等にできるという前提で話を進めると、
100%上手く行かないからです。

こういうタイプの方はIT業界ではかなり多くいまして、
本来の意味でデキるタイプの人に多いです。
でも、この考え方だと大規模なチームを運営することができないので、
スペシャリストとして動くことになります。

大規模なチームを運営できる人は調整力と仕事を進める力を併せ持つ
必要があって、私の上司にもそういう点で非常に優秀な方が
いらっしゃいましたが、僅か数年で部長まで駆け上がっていきました。

偏差値にして75を超えるような優秀な方は周りができない人だらけに
なりますから、他の人とは違う考え方が必要になると思います。
Googleみたいな企業に入ればそういう人達ばかりですから
気にしなくてもいいのでしょうけど、日本企業だとそんな集まりは
自分で起業する以外にないですからね。

偏差値が85を超えてくるような方はそのあたりもするすると
上手いこと切り抜けるのかもしれませんが、さすがにそこまで
凄い人は見聞きしたことがありません。

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