設置をして60分前後の音。
ウォームアップしていません。
これ、この価格(88万)にするだけの力があると思う。
細かいところは今後いろいろと。
P&G PAF-1120W -> PREDAの変化です。
フェーダーとの比較なのでアンバランス接続。
システム構成はいつもの。新DACです。
音質的な評価
・細かい音が圧倒的に出てます。
フェーダーで消えてしまった音がよく分かる。
・低域が深く沈み込むようになった。
・低域の力が逃げていたのが逃げなくなった。
結果として、音に芯が入って安定した。
・抜群のSN感。
・作為的な脚色は感じませんが、音色が美しくなり、
少し油絵的な質感になる印象があります。
・音色が濃いです。現代プリの中では屈指の色合いかと。
・忠実度はかなり高いのですが、高忠実度と言って
大体の人が浮かべる音とはちょっとベクトルが違う。
忠実度は高いけど音楽が楽しく鳴る。
この感じ、悪くないです。
その他
・あんまり音を絞れません。
-60dBとかで聞いていた私にはちょっと音量が大きい。
ボリューム値が1とか2とか3です。
・モノとしても悪くないと思います。
アルミ筐体にロジウムメッキ端子、質感は高いです。
主電源のスイッチのデザインは個人的にどうかなと思いました。
開発者に直接聞いた開発コンセプト
・音の傾向は上品かつ力強く、繊細かつ堂々としたものを目指しています。
とのこと。
うん、狙っている通りの音が作れていると思います。
これはFundamentalのLA10と比べてみたい。
フェーダーを介しての比較はいずれ行うつもりですが、
これは音の良し悪しじゃなくて音の好みで分かれそう。
どっちを選ぶことになるかなあ・・・。
ボリュームにトランスを使っているので
位相のズレがあるのかどうかが気になっていましたが、
マルチ録音の位相差で具合が悪くなる私が差を識別できません。
マニアの人でもこれを単独で聞いて違和感を感じる人はいないと思う。
なかなかいいんじゃないでしょうか。
#PREDA
これまた古い記事に今更のコメント申し訳ありませんが、
オーディオデザインのDCP-210はお試しになりましたか?
使い方に癖はあるものの、いかにもオーディオ屋的な味付けが無く、
DAW機材的なストレート感が中々です。