今回の試聴会の目的はこのネットワークプレイヤーの見極め

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マランツ ネットワークオーディオプレーヤー (シルバーゴールド)marantz NA7004-N
マランツ ネットワークオーディオプレーヤー (シルバーゴールド)
marantz NA7004-N

これがどの程度の音なのか、というのが焦点でした。
結果として10万クラスのSACDP(PD-D6)を超え、
30万クラスのSACDP(D-05)に迫る戦いをしてくれました。

USB接続でのPCトラポは予想以上に健闘したし(LuxmanD-05の95%程度)
DACの性能も上々です。(LuxmanD-05の90%程度)
ま、SACD対決はちょっと差が大きかったですけれど、
トラポの差も少なからず影響していたと言えるでしょう。
(NA7004はPS3をトラポとして使いました)

ネットワークオーディオを始めたい、
ハイレゾの音を聞いてみたい、
DACを買ってみたい、という人にはいい製品だと思います。
携帯プレイヤーとは次元の違う音を聞かせてくれるでしょう。

Marantzは特徴的だった高域のきらびやかな脚色が落ち着いて、
音質的によくなってきている印象を受けます。
ES9018のような血色の悪さもないし、いいと思いますよ?
(血色のよさはSX-L77の力が大きいと思いますが)

まあ、それでも4万円するので、私としては古いマルチビットDACと
比較して自分の方向性を決めるといいんじゃないかと思いますけど。
世の中はハイレゾハイレゾと騒いでいるように見えますが、
頑なに44.1KHzを守る人も少なくないですので。

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『今回の試聴会の目的はこのネットワークプレイヤーの見極め』へのコメント

  1. 名前:m 投稿日:2013/09/24(火) 00:15:58 ID:07b63676b 返信

    いつも楽しく拝見しています。
    > ES9018のような血色の悪さもないし、いいと思いますよ?
    AIT Labo の DAC を聴かれたことはありますか?
    仰るとおり S/PDIF 入力の場合、寒色系で人工的で血色悪い感じですが
    I2S 入力だと暖色系でストレートになります。
    (残念ながら試聴機には I2S ないんですよね。。)
    私も、もともとはマルチビットDAC好きでしたが、AIT Labo ES9018 I2S の音を聴いて、考えを改めました。PCM も良いですが、これで DSD ネイティブとか聴いてしまうと、もう元には戻れません。
    まあ、スピーカーが SS-AR2 というのは大きいとは思いますが(笑)
    ご参考になれば幸いです。

  2. 名前:admin 投稿日:2013/09/24(火) 23:58:20 ID:9a44eb56b 返信

    SS-AR2はとてもいいスピーカーじゃないですか。
    私が現在、人にお薦めできる唯一のスピーカーだと思っています。
    これを置ける部屋をお持ちというのがうらやましいです。

    AIT LaboのDACも聞いたことはありますが、
    S/PDIFでしか聞いたことがありません。
    やっぱり寒色系で血色が悪いものでした。

    I2Sで暖色になるのなら一考の余地ありですね。
    問題はそれを聞ける試聴環境が無いことですが・・・。

    ちなみに、PCM→DSD変換も他と違ってAITのは使えると思いました。
    平たい音が丸く描かれるようになるので、
    マルチ録音にとても合うものと思います。

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